次のような方は、ぜひ本セミナーにご参加ください。

  • 「学習者と打ち解けたコミュニケーションをしようとしても、なかなかできず悩んでいる。」
  • 「授業中の学習者からの質問にうまく対処することができず、力不足を感じている。」
  • 「学習者に質問しても、やり方がまずいのか学習者が黙ってしまい、気まずい雰囲気になってしまう。」

セミナー概要

1.趣旨

このセミナーでは、現職の日本語教師の方やこれから日本語教師を目指そうという方を対象に、学習者が自然と前のめりに授業に取り組むようになる質問型コミュニケーションの理論と具体的方法を通じて、楽しくてためになる授業スキルの習得を目指します。あわせて、篠研の「日本語教師力 大躍進年間プログラム」のご案内も致します。

2.講師

無題講師:篠崎大司

株式会社篠研代表取締役
別府大学国際言語・文化学科教授

東北大学教育学部、広島大学大学院日本語教育学研究科(教育学修士)。日本語学校専任講師を経て、2000年より現職。
1971年愛媛県出身。大分県別府市在住。趣味は剣道(六段)、別府温泉巡り(別府八湯温泉道名人を3度取得)。
専門は日本語教育学、特にeラーニング、ブレンディッドラーニング(eラーニングと対面式授業を融合した授業スタイル)による授業実践研究。
主な著書に『日本語教育へのいざない―「日本語を教える」ということ』(凡人社)、『日本語教育の道しるべ 第4巻 ことばのみかたを知る』(凡人社)、『日本語教育能力検定試験合格するための用語集』(アルク)、『日本総論I-日常生活と日本の輪郭』(クリエイツ)。その他、『日本語教育ジャーナル』、『日本語教育能力検定試験合格するための本』(共にアルク)など、連載多数。

 

3.日時

2023年11月25日(土)14:00-16:00

(セミナーは14時より開始いたしますが、参加者のZOOM接続状況の確認とサポートを考慮して、13時45分よりミーティング参加できるようにいたします。)

本セミナーを欠席された場合には後日、無編集動画を2週間限定でご提供いたします。

4.会場

オンライン(ZOOM)開催
セミナーでは、資料を提示しながら進めますので、受講はスマートフォンではなく、PCか大きめのタブレットでご参加ください。

zoomの使い方についてはこちらをご参照ください。

5.定員

定員 20名(最低開催人数6人)

6.受講料

会員 

2,000円(税込2,200円)

一般 

2,500円(税込2,750円)

※なお、「会員」とは、篠研の検定会員(ライト会員、スタンダード会員、プレミアム会員)および修了生、「篠研サロン-教育実践部」会員ならびに「教えて!」会員(正会員・閲覧会員)をいいます。「一般」とは、上記サービスをご利用でない方を言います。なお、大躍進会員は無料です。無料メルマガにご登録のみの方は、会員には含まれませんのでお間違いのないようご注意ください

8.スケジュール

具体的な内容は以下の通りです。なお、内容は一部変更することもあります。

内容
14:00-15:20

0.質問型授業とは何か
・説明型授業と質問型授業の定義

1.質問型コミュニケーションを体得せよ-フォーマルモードとカジュアルモード
・フォーマルモードとは何か
・カジュアルモードとは何か
・フォーマルモードのインタラクション
・カジュアルモードのインタラクション
・カジュアルモードの効能
【アクティブ-カジュアルモードを観察してみよう。】
【アクティブ-カジュアルモードで質問してみよう。】

2.質問型授業の基本的スタンス

3.質問型授業の基本的スキル
・説明型インタラクションを質問型インタラクションに変換せよ(初級語彙導入を例に)
・説明型インタラクションを質問型インタラクションに変換せよ(中級文型導入を例に)
・説明型インタラクションを質問型インタラクションに変換せよ

4.質問型授業の小ネタ
・学習者の興味、関心、趣味、嗜好を質問の中に絡ませる。
・価値観の違いや文化差に関わる質問は盛り上がる。
・学習者の知的好奇心を惹起する質問をする。
・説明と質問を区別する-学習者が考えても分らないものは説明、考えれば分かること/既習事項は質問

5.質問のレベルを調節せよ-学習者の日本語力で答えられる質問を心がける

6.質問に答えられない時の切り返し術-少し待っても答えそうにないときは
・例を示す
・選択肢を示す
・分かりやすい言葉に言い換える
・答え方を示す
・分からないことは辞書で調べさせる

7.学習者からの質問に対する逆質問 -学習者からの質問を逆質問で押し返せ!

【アクティブ-文型「ものだ」(回想)を質問型授業でやってみよう。】

15:20-15:50

篠研の「日本語教師力 大躍進年間プログラム」のご案内

15:50-16:00

質疑応答

お申し込み方法

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  これまで教えたことがある場所・スタイル(複数回答可)





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