まず5分行動を意識してみる。

いつだったか、本メルマガで

「やる気が出るから行動するのではなく、
行動するからやる気が惹起される。」

という話をしたことがあります。

これは、今まで経験則としてお伝えしていた
のですが、

実は、科学的にも証明されていることが分か
りました。

現在読中の

樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』
https://amzn.to/3byP6L4

のpp.206-207にこのような指摘があります。

以下、引用。

==========================

クレペリン検査で有名な精神科医のクレペリンは、

「作業を始めてみると、だんだん気分が盛り上がって
きてやる気が出てくる」ことを、「作業興奮」と呼び
ました。

今から100年ほど前の話ですが、最近の脳科学では
「作業興奮」のメカニズムが判明しています。

脳に「側座核」という部位があります。

脳のほぼ真ん中あたりに左右対象に存在するりんごの
種ほどの小さな部位です。

この側座核の神経細胞が活動すると、海馬と前頭前野に
信号を送り、「やる気」が出て、脳の調子が上がって
いきます。

しかし、側座核の神経細胞は、「ある程度の強さ」の
刺激が来ないと活動を始めません。

その必要時間はたったの5分です。

側座核は脳の「やる気スイッチ」です。

「とりあえず作業を始める」ことで、やる気スイッチが
オンになって側座核が自己興奮して本格的な「やる気」
が出るのです。

ですから、やる気を出したいときは、「まず始める」
しかないのです。

「やるぞ!」と宣言して、簡単な作業からスタート。

まず、5分だけがんばりましょう。

=========================

普段、なかなか勉強する時間がない方でも

今回の外出自粛で、時間が増えたという方は
多いと思います。

では、その増えた時間をそのままそっくり
普段できない勉強に振り分けられているかと
いうと、どうでしょうか。

「もちろん、いい機会だからしっかり勉強に
充ててるよ。」

という方もいらっしゃるでしょう。

そういう方は、すでに「まずは5分やって
みる」の実践者と言えるかもしれません。

ですが、

「時間があると思ったら、かえってやる気が
出なくて、気がついたらだらだらテレビを
見ていた。」

となれば、先の樺沢氏の指摘は、大いなる
刺激になるのではないでしょうか。

「やる気が出なくて、行動できない。」

というのは、みずからやる気も行動も抑制
しているようなもの。

であれば、

「やる気が出なくて、行動できない。」

というかわり、5分だけ行動してみるといい
でしょう。

そうすれば、その行動が気分を爽快にし、

気分が爽快になれば、思考が変わり、
思考が変われば、行動が習慣化され、

行動が習慣化されれば、それに結果が
ついてきて、

やがて人生そのものが変わり始めるのです。

もちろん、5分やって気分が乗らなければ
そこでやめてもOK。

「5分行動」

ご自身の中の標語にしてみてはいかがでしょうか。


日本語教師をめざす方、現職日本語教師の方のための無料メルマガ
無料メルマガ「篠研の“日々成長する教師”」

授業の小ネタや授業実践のコツ、教師としての考え方、息の長い日本語教師になるための知恵などを週2日(火・木)でお届けします。

さらに、今ご登録なさると特典が無料でダウンロードできます。
特典 「精読指導の秘奥義」(全24ページ)

解除はもちろんのこと、メールアドレス変更など個人データの編集も簡単ですので、ご安心ください。プライバシーポリシーをご確認の上、ご登録を希望されるメールアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。

  メールアドレス【必須】
  お名前(姓)【必須】
  お名前(名)【必須】
  よみがな【必須】
  都道府県【必須】 なお、海外在住の方は「海外」をお選びいただき、下記項目に例のようにご記入ください。
  海外にお住まいの方は「ベトナム(ホーチミン)」のようにお書きください。