大きく考え、小さく始め、早く学ぶ。

「大きく考え、小さく始め、早く学ぶ。」
(Think Big, Start Small, Learn Fast)

これは、ForbesJAPANが、googleをはじめとする
イノベーションに成功した企業を研究した結果、

その要諦として行き着いた3つの成功要因、エッ
センスです。

記事はこちら。

イノベーションの秘訣:大きく考え、小さく始め、早く学ぶ
https://forbesjapan.com/articles/detail/10941

以下、抜粋。

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”大きく考える”とは、未来のあらゆる可能性を検討する
ということを意味する。

成功者は、既存の前提条件を良しとするのではなく、新しい
技術のコンテキストで理解しようとする。

新技術がかえって自分たちの首を絞める事になるのではない
かといった暗いシナリオも臆せずに検討する。

これまでより少しだけ早くて、良くて、安い製品を考えるの
ではなく、あえて大きな夢を見る。

イノベーションの成功者は、白紙状態から、特定の分野や業
界のルールを書き換えかねない新製品、すなわち”キラーア
プリ”を追求する。(中略)

イノベーションの成功者は、大きく考えた後で、”小さく
始める”。

時流に乗った一つの大型商品に賭けるのではなく、アイデア
を小分けしてテストを繰り返す。

成功者は決して直感で意志決定をしないし、願望に基づいて
作成された予算に縛られることもない。

重要な決定事項は、本物のデータが得られるまで棚上げして
おく。(中略)

“早く学ぶ”企業は、科学的なアプローチでイノベーション
に取り組んでいる。

そして、デモ版の作成が何千ページもの事業計画書に勝ると
いう姿勢を崩さない。

成功者は、製品展開前どころか、パイロットフェーズに入る
前にも、カネをかけずにプロトタイプを徹底的に作成する。

そこで情報を十分に収集し、成功要因を素早く分析する。

成功者は、自社のアイデアの素晴らしさに惚れ込むような
こともない。

つねに厳しく自問自答し、学んだことに基づいてプロジェク
トを中断したり、変更したりすることに躊躇がない。

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この要諦は、成功する日本語教師の成功要因にも
当てはまります。

▼今まで初級の授業は文型導入命でやってきたから。
▼授業は対面式が一番。それ以外は受け入れられない。

といった考えで、過去のやり方に固執していては、

「試験合格より、コミュニケーション能力を高めたい。」

という学習者のニーズに応えた教育はできないでしょうし、

なにより、今のような外出規制の状態では教室に学習者
を集めることすらできません。

日本語教師もまた、既存の前提条件を良しとする
のではなく、

新しい技術のコンテキストで理解しようとする姿勢が
なければダメなのです。

そして、さらに大きな考えに同調するように大きく
行動しようとして、

▼まずは起業して、事務所を構えねば、とか
▼会社のロゴを作って、名刺を作って、とか
▼一気にメルマガで1万人の読者を集めねば、とか
▼お金がいるから、銀行から融資を受けなきゃ、とか

大きく大きく行動しようとして、

「そんなの、私には無理。」

と、結局1mmも動かない(>_<)

違うのです。

最初の行動は、本当に小さな一歩でいいし、
初期投資など極小(理想は0円)でいいのです。

会社のロゴも、名刺も、名刺入り封筒も当面は
いりません。

そもそも、最初は名刺を配る相手もいませんし(笑)

私自身、篠研事業の最初は、パソコンひとつで
まぐまぐの有料メルマガ配信(使用料無料)から
始めました。

で、初月の売上は2,835円。

それでいいのです。

その少額の売上を出すまでの過程で、ビジネスの
もろもろを学びます。

それが、未来の収益につながっていくのです。

最初は、大きな売上をあげることよりも、
経費を極力かけないことの方が、はるかに大事。

なぜなら、売上はコントロールできませんが、
経費はコントロールできるから(←ここ、本当に大事)

そして、最後は「早く学ぶ」ということ。

これも、すごく重要です。

なぜなら、世の中は激しく変化していて、
日々、

▼新しい指導理論
▼新しい指導法
▼新しい指導スキル
▼新しいWebツール
▼新しい教材
▼新しいシステム
▼新しいプラットフォーム
▼新しいニーズ

が生まれているからです。

そして、そうした変化にいち早く適応できる教師に
優先的に仕事が回って来、

その仕事をこなすことで、新たな経験値が蓄積され、

その結果加速度的に成長し、より安定したポジショ
ンを得ることができるのです。

「大きく考え、小さく始め、早く学ぶ。」
(Think Big, Start Small, Learn Fast)

今のご自身の取り組みを、この観点で振り返り、
今の自分に足りないものや、もっと伸ばせるものが
ないか、振り返ってみてください。

それが、あなたの成長をさらに加速させ、現状を
乗り越えさせてくれる、大きなヒントを与えて
くれるに違いありません。


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