【定員20名】説明するから学習者は寝ちゃうんですよ。

しっかり何時間もかけ、そして、
たくさんの専門書をひっくり返して
授業準備をし、

「よし!大丈夫!」

と、勢い勇んで授業に臨み、

事前に調べ上げた文法項目や、
考えに考え抜いた例文を、
学習者の前で滔々と説明。

「よし!完璧!」

と満足したところで、ふと学習者を
見ると、

一生懸命説明したにもかかわらず
学生の大半が机の上でうつ伏せに
なって寝ている。

せっかくしっかり準備してきた
だけに、

教師としては、ショック極まり
ないですよね。

実際、多くの先生方のお話を
聞いてみると、

「授業をちゃんと聞いてくれない。」
「授業中、教師の説明を聞かずに
スマホばかり見ている。」

というお話をよく聞きます。

ついには、

「彼らは勉強するために来たん
じゃない。
働きに来たんだ!」

とおっしゃる方も。
(その真偽については、さすがに
ここでは触れませんが。)

ただ、

これでは、いったい何のために
授業をやっているのか、

いや、こんな調子で日本語教師を
やっていて、自分の人生になにか
意味があるのか。

少なくとも、そうお感じになるの
ではないでしょうか。

そもそもこのような授業であれば、
望む成果が出るはずもないので、

正直いって、やるだけ無駄としか
いいようがありません。

そんなことに大切な人生を費やす
など、本当にもったいないことです。

しかしながら、その一方で、

同じ学習者であるにもかかわらず、

ある先生の授業だと、学習者は
寝るどころか嬉々として授業に参加し、

活発に発言したり、ペアワークを
楽しんだりする。

あなたの勤務校にもそんな先生は
いらっしゃいませんか。

私が最初に勤めていた静岡の日本語
学校の上司が、まさにそんな教師で
した。

私の授業では、爆睡していたのに
その教師の授業では、前のめりに
取り組んでいる。

「自分の何が悪いのか。」
「自分もそちら側の教師になりたい。」

駆け出しのころの私も、相当悩みました。

この差は、何だと思いますか。

結論を言う前に、あなた様にまず
イメージしていただきたいことが
あります。

それは、最初に言ったような、滔々と
説明が続く授業を、

あなた様が学習者として受けたら
どう感じるか。

例えば、あまり知らない外国語の
授業を、

ネイティブ教師から、その外国語で
20分も30分も滔々と説明されたら、
あなた様はどう感じるでしょうか。

一方的にただただ聞くだけの授業に
耐えられますか。

私は無理です。
1分で落ちます(笑)

つまり、そもそも説明の多い授業
というのは、必然的に

【学習者を注意散漫にさせたり
寝落ちさせたりしてしまう】

授業になってしまう、ということ
なんですね。

では、どうしたらいいのか。

それは、

【説明ではなく質問せよ。】

ということ。

新しい語彙を導入する時も、
文型の導入をする時も、

説明ではなく、【質問】を投げ
かけるという形をとる。

そうすることによって、学習者は
必然的に質問に答えなければなら
ない立場に置かれ、

答えるためにいろいろ考え、

適切な日本語で返事をするために
これまたいろいろ瞬時に考える。

脳内がフル活動するわけですから
寝ている暇などないのです。

もちろん、日本語力もどんどん
向上します。

思い出せば、確かにかつての上司は
そういう授業をしていました。

ここまでを読んで

「そういえば、私は今まで説明型の
授業をしていた。

もっと質問型にしなければ。」

そう思われたのであれば、一歩前進です。

説明型授業を質問型授業に切り替えれば
確実に学習者の態度が変わります。

あくまでも、私の経験ですが、
学習者はどんどん授業に前のめりに
なっていきます。

おそらく、学習者にどんどん質問
することによって、学習者は、

「この先生は、私たちに興味を持っている。
私たちの話をよく聞いてくれる。」

と感じるからでしょう。

つまり、ラポール(信頼関係)の構築
にも質問は有効なのです。

また、質問型授業のいいところは、
再現性が高い点。

誰がやっても、同じように活発な授業
を実現することができます。

「爆睡した学習者を前にした、よどんだ
授業はもう嫌だ。

私もこんな授業ができるように
なりたい。」

という方は、下記セミナーをお勧めします。

もちろん、

「今まで説明型授業でうまくいっている。
質問型授業は特に必要ない。」

そういうのであれば、本セミナーは無用
です。

そのあたりのご判断は、あなた様次第。

必要と思われる方だけ、ご利用ください。

なお、定員20名と少なめです。

また、ご感想をいただいた方には、1,000円
のクーポン券を漏れなくお届けいたします。
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2020年12月19日(土)13:00-16:30
篠研の日本語の教え方セミナー
「学習者が前のめりになる質問型授業
-説明してちゃダメなんです!-」
https://www.kanjifumi.jp/shitsumongata_seminar/

定員:20名

※ご感想をいただいた方には、もれなく
1,000円クーポンを進呈。


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