年齢を理由に諦めていないか。
冒頭でもご紹介した大躍進会員個別説明会。
ご参加いただいたT.A様は、私よりちょうど
10歳上。
年齢的には決して若いわけではありませんが、
そのはつらつとした話しぶりや振る舞いは
とても若々しく感じました。
そのT.A様のことばがとても印象的でしたので
ご紹介します。
曰く、
「私のまわりの同年代の友人は、
『残りの人生をどう片づけるか。』
ということばかり考えて、いろいろな
ことを、どんどん諦めているんです。
でも、私はまだまだだと思うんです。
まだできることはたくさんあると
思うんです。」
私もまったくその通りだと思いました。
人生100年。
巷では60代で定年と言われていますが、
仮に65歳で仕事をリタイアしたとしても、
まだ35年もあります。
定年した時に生まれた子供が35歳になる
長さです。
終活をするのに35年も必要でしょうか。
まだまだいくらでもチャレンジする余地
はあります。
T.A様は、これまで20年間、ご自宅で
学習塾をなさっていらっしゃいましたが、
「日本語教育をしたい。」
ということで一念発起。
420時間の養成講座に通い、篠研の通信
講座を受講なさり、
見事、昨年の日本語教育能力検定試験
に合格なさいました。
学習塾の方は今年の3月で一旦畳まれる
そうです。
試験勉強はなかなか大変だったそう
ですが、
コツコツ勉強を続け合格までこぎつける
ことができました。
そうした背景での
「試験勉強をしている時、私の友人は、
『(いい年なのに)頑張るわねぇ。』
と言っていましたが、いざ合格すると
私を見る目が変わりました。
それがとても嬉しいのです。」
なんですね。
「T.Aさんは、これからさらに飛躍
しますよね。
お友達からもっと羨ましがられる
んじゃないですか。」
とお話したところ、とても嬉しそうな
様子で、
「年齢を理由に諦めるのは、本当に
もったいないと思います。」
とおっしゃいました。
とある有名な僧侶の言葉に、
「50、60、鼻たれ小僧。
70、80、働き盛り。
90になってお呼びが来ても、
100まで待てと追い返せ。」
というのがありますが、
私も含め、50や60なんてまだまだ
鼻たれ小僧。
この年で終活など、おこがましい
にもほどがある。
年齢を理由に諦めてはいませんか。
それは、ご自身の価値を自ら下げる
とても残念でもったいないことです。
まだまだ頑張れます。
まだまだやれることはいっぱいありますよ。