もしも人前で絵パネルで指導されたら-脱完全直接法

日本語教育の分野でも完全直接法、

すなわち授業中媒介語を使わず
日本語のみで授業をすることが

見直されています。

基本は日本語、必要に応じて
媒介語使用。

これが今の日本国内での日本語
教育のスタンダードですね。

ところが、稀に日本語教師の中に
今でも完全直接法を強く推す方が
いるようです。

「授業中は、母語禁止!」

ですが、学習者に母語を使った理由を
聞いてみると、

「先生の説明がわからなかったので、
 となりの友人に聞いた。」

などということは、普通にあるのです。

完全直接法を強く推す日本語教師に
今一度考えていただきたいのは、

「あなたがもし、家族や職場の同僚や
 (日本語教育関係ではない)知人の
 目の前で、

 絵パネルを使って外国語を教えられ
 たらどう思うか。」

を想像していただきたいのです。

「恥ずかしいからやめてくれ。」

って思いませんか。

あるいは、

「子ども扱いされている。」

と感じるかもしれません。

はたまた、皆さんが高校受験や
大学受験の時、

英語の授業を絵パネル使って
完全直接法で教えられたら。

「まどろっこしいから、日本語で
 説明してくれ。」

と思うのではないでしょうか。

学習者も同じなのです。

昔は、各国語訳のついた文法解説書
がなかったから、

クラス内に複数の母語の学習者が
いれば、完全直接法でするしかあり
ませんでした。

ですが、今は違います。

各国語訳の文法解説書も充実して
います。

ネット翻訳を使えば、いくらでも
すぐに母語訳にたどり着けます。

ベースの状況が違うのです。

特に、ビジネスパーソンは絵パネル
を使った指導を嫌います。

まどろっこしいし、子ども扱い
されていると思うからです。

オンラインレッスンが盛んな今、
ビジネスパーソンを取り込めない
のは、かなりもったいない。

とはいえ、間接法は間接法なりの
指導スキルがあります。

ですが、英語が堪能である必要は
ありません。

キーフレーズで一言言えれば
いいのです。

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