「日本語教育の参照枠」と「言語」はどう繋がるか。
国家資格「登録日本語教員」の取得を
検討なさっている方にとって、
【日本語教員試験】
は、非常に関心のあるところだと
思います。
特に、
「日本語教育の参照枠」(以下、「参照枠」)
https://00m.in/nMZtU
は、出題範囲すべてに関わる最重要
事項ですので、
よくよく読み込んで、対策を立てて
おく必要があります。
このように言うと、
「「参照枠」が重要と言っても、
せいぜい、
・日本語教師の資質・能力
・コースデザイン
・日本語教育カリキュラムの理論と実践
・評価法
ぐらいでしょ。」
と思われている方が、思いのほか多い
ようですが、
それはとんでもない誤解です。
「参照枠」は出題範囲すべて、すなわち
▼言語
▼言語と教育
▼言語と心理
▼言語と社会
▼社会・文化・地域
全ての区分に事細かく関わってきます。
どう関わるかは、「参照枠」のCan do
から見ていくとはっきりわかります。
例えば、「言語」。
この区分は大きく言語学系の内容と
日本語学系の内容、
そして、コミュニケーション能力
からなります。
この区分に密接に関わるCan doは
「能力Can do」
です。
能力Can doとは、
「言語能力、社会言語能力、言語運用能力
についての言語能力記述文」
のことで、具体的には下記のような内容
です。
(1)言語能力
1.語彙能力
2.文法能力
3.意味的能力
4.音声能力
5.正書法の能力
6.読字能力
(2)社会言語能力
(3)言語運用能力
1.ディスコース(談話構成)能力
2.機能的能力
特に(1)言語能力は、まさに「言語」
の核心をなす内容です。
ということは、日本語教員試験
においても、
この能力Can doと日本語学を
絡めた問題が出題される可能性
が高いということです。
特に、応用試験では、区分をまたいだ
問題が出題されますので、
経過措置対象で応用試験受験予定の
方は、このあたりの対策をしっかり
しておく必要があります。
そのためにも、まずは
「日本語教育の参照枠」(以下、「参照枠」)
https://00m.in/nMZtU
をしっかり読み込んで、理解を深める
こと。
そして、それぞれのCan doが試験
区分にどう関わってくるか
を考えながら、自分の知識のアップ
デートをすること。
これが、非常に重要なのです。
国家資格日本語教員試験・日本語教育
能力検定試験合格のための
『日本語教育の参照枠』徹底解説セミナー
(2025年5月24日(土)・25日(日)開催)
https://www.kanjifumi.jp/
は、タイトルには試験対策とありますが、
現職者の方にとっても十分意義のある
内容です。
「これからもずっと日本語教師を続けて
いきたい。
そのためにも、現在の大きな変化に
対応できる力を備えておきたい。」
という方は、ぜひご参加ください。