【転載】「日本語教育の参照枠」と「言語と教育」はどう繋がるか。

私が月水金に配信している無料メルマガ

「篠研の国家資格日本語教員試験対策」
 https://www.kanjifumi.jp/mag_kentei/

で配信した記事ですが、

「『日本語教育の参照枠』(以下、『参照枠』)
 は、

 現職の日本語教師の方にも超重要、
 第一級の資料なので、

 両メルマガでリレー方式で記事を
 シェアしたら面白いのでは?」

と思いましたので、

本メルマガでもご紹介することに
いたします。

以下。

====================

今回は、

「日本語教育の参照枠」と「言語と教育」
はどう繋がるか。

これはもはや言を俟たないでしょう。

経過措置対象者に対する講習IIに
おいても(私篠崎も受講しました)、

「必須の教育内容」のうち、
「言語と教育」に含まれる

(20)日本語教師の資質・能力
(21)日本語教育プログラムの
    理解と実践
(23)コースデザイン
(26)評価法
(31)目的・対象別日本語教育法
(33)異文化コミュニケーション
(34)コミュニケーション教育

において、「参照枠」がしっかり
盛り込まれていました。

特に、

(21)日本語教育プログラムの
    理解と実践

においては、100%「参照枠」の
解説。

これにはさすがに驚きました。

(20)日本語教師の資質・能力

に「参照枠」が盛り込まれている
ということは、

まさに、日本語教師の資質・能力
の根幹に「参照枠」があるという
ことであり、

(21)日本語教育プログラムの
    理解と実践

に「参照枠」が盛り込まれている
ということは、

教育活動の基本に「参照枠」が
据えられているということであり、

(23)コースデザイン

に「参照枠」が盛り込まれている
ということは、

日本語教育のコースデザインや
カリキュラム編成が「参照枠」に
沿って行われるということであり、

(26)評価法

に「参照枠」が盛り込まれている
ということは、

学習者の日本語能力が「参照枠」
の尺度で評価され、

なおかつ、それから逆算して
コースデザインや日々の授業が設計
されるということであり、

(31)目的・対象別日本語教育法

に「参照枠」が盛り込まれている
ということは、

学習者のあらゆるニーズに対して
「参照枠」に基づいた対応がなされ
るということ、

そして、日本語学校生に限らず、
就労者や生活者など、あらゆる
属性の学習者に対して、

「参照枠」に沿った教育を行うと
いうことであり、

(33)異文化コミュニケーション

に「参照枠」が盛り込まれている
ということは、

授業に限らず、学習者と接するあら
ゆるシーンにおいて、

学習者を社会的存在として捉え、
複言語主義に沿った対応をしなけれ
ばならないということであり、

(34)コミュニケーション教育

に「参照枠」が盛り込まれている
ということは、

何より教師自身が、

「参照枠」に掲げられているCan do
に基づいたコミュニケーション能力
を身につけなければならない

ということを意味しています。

「そんなの急に言われても。」

と思われるかもしれませんが、

これが、これからの日本語教師に求め
られる資質・能力なんですね。

何より、「常に学び続ける」態度こそ
これからの日本語教師に大いに求め
られる要素。

だからこそ、身をもって学ぶ必要が
ある。

そのためにはまず、

「正しく知ること」

が大切です。

これだけ膨大な内容、

「参照枠」の重要ポイントを

たった2日でマスターできるの
であれば、

かなり効率的だと私は思います。

申込期日が迫っています。

息長く続けられる、本物の日本語教師
を目指している方に、

強くお勧めいたします。

日本語教員試験・日本語教育能力検定試験
合格のための 『日本語教育の参照枠』
徹底解説セミナー
5月24日(土)・25日(日)
https://www.kanjifumi.jp/sanshouwaku_seminar/


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