2029年、「参照枠」を知らない教師は一掃される。
昨日、篠研スタッフミーティングを
したところ、スタッフの一人から、
「先日、別のところがやっている
『参照枠』オンラインセミナーに
参加しました。
グループに分かれて参加者の方と話し
合ったのですが、
私のグループは、どの方も『参照枠』
について知らない方ばかりで、
『方略Can doって、何?』
といった感じでした。
話し合うにも共通言語がないんです。」
なるほど。
日々の授業でいっぱいで、とても「参照枠」
まで手が回らない。
どうかすると、登録日本語教員の資格取得
の勉強もおぼつかない。
そんな感じでしょうか。
ですが、それでは完全に時流に乗り遅れて
います。
現在、経過措置2年目。
経過措置が切れる2029年には、国内ほとんど
の日本語学校が認定日本語教育機関となり、
「参照枠」に沿った教育が行われます。
その時になってもまだ、
「方略Can doって、何?」
のような感覚だと、まず仕事になりません。
また、今の申請ペースだと国内に800校ある
と言われる日本語学校のほとんどが認可に
間に合わず、
海外からの留学生を受け入れることができ
なくなるため、
閉校や廃校に追い込まれるでしょう。
今の申請ペースだと、経過措置期間中に
認可を受けるのが200校から300校程度。
学校数が一気に1/3に激減する計算です。
そうなったら、大半の日本語教師が職を
失うということになります。
国家資格を取っているからといって
決して安心はできないということです。
では、採用側は採用の際、何を重視する
かというと、
登録日本語教員の資格を持っているという
事はもちろんのこと、
「参照枠」に沿った授業ができるかと
いうこと。
実際に教案作成と模擬授業を面接で
課して判断することになるでしょう。
その時に、相手を納得させるプレゼンが
できなければ、
たとえ国家資格を持っていても採用
されないことになります。
だから、「参照枠」をマスターする必要が
あるのです。
今ならまだ間に合います。
国家資格日本語教員試験・日本語教育能力
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