NotebookLMの動画解説の今後に期待すること。
前回ご紹介した
NotebookLM
https://notebooklm.google/
の動画解説作成機能。
WEBで学ぶ通信講座
「篠研の国家資格日本語教員試験対策」
https://www.kanjifumi.jp/
の講義資料
「No.093 言語政策と「ことば」」
を読み込ませて作ったこちらの動画、
NotebookLMを使って解説動画を作らせた件
:言語政策と「ことば」:デザインされる
私たちの日常
https://www.youtube.com/watch?
おかげさまで、再生回数がかなり
伸びています。
それにしても、ボタン1つで、
▼内容構成
▼要約原稿
▼ナレーション
▼スライド
▼補足説明
すべて自動で作成してくれる。
しかも、私よりトークがうまい(苦笑)
本当に優れものだと思います。
この機能は、例えば日本語学校であれば
学校のパンフレットを読み込ませ、
PR動画を作成してYouTubeなどを通じて
プロモーションをかけるなど、
アイデア次第で、いろいろと活用でき
ます。
この機能は、8月にリリースされた
ばかりなので、まだ機能が限定的ですが、
今後、利用者が増えていけば、どんどん
機能が増えていくでしょう。
そこで、私がぜひ追加してほしい、
期待する機能をあげてみました。
1.動画時間の指定
今の動画解説では、だいたい6分前後で
時間を指定することができません。
これを、例えば
「45分±5分で作成できる。」
といった機能ができれば、そのまま反転
授業の授業動画として活用できます。
登録日本語教員養成機関の1単位時間が
45分なので、そのまま授業プログラムに
組み込むことができるわけです。
2.ナレーション機能の高度化
今の機能では、ナレーションについて
男性・女性を選ぶことができません。
それを、あらかじめこちらでリクエスト
できる、
さらには、あらかじめNotebookLMの方で
いろいろなキャラクターが用意されて
いて、
「甘えた感じのアニメ声」
とか、
「威厳のある大学教授の声」
といったように、キャラクターが選べる
と、さらにコンテンツに沿った世界観を
表現することができます。
もっと言うと、「AI篠崎」のように
自分の顔が画面右下あたりに出て、
私の声質でナレーションできるように
なると、もっと面白い。
マイAIは、既に活用されているので、
技術的には可能でしょう。
3.ナレーション、スライド修正機能
今の機能では、ナレーションやスライド
の内容を部分的に修正することができま
せん。
例えば、人名や地名といった固有名詞の
読み間違いなどが時々ありますが、
それを修正することができないのです。
スライドにおいても修正機能はないん
ですね。
そこで、例えばナレーションの原稿が
動画の横にテキストで表示され、
それを修正すると、それに合わせて
ナレーションの声も修正される、
スライドも編集画面に切り替えると
文字や背景色などが変更できる。
そうなると、動画のクオリティは格段
にアップすると思います。
いろいろと妄想しましたが、
これくらいの機能アップは、おそらく
すぐ実現するでしょう。
ということは、私たちはそれを見据えて
今のうちから生成AIに慣れておく、
自分の仕事にどう組み込むかイメージ
しておく。
そういう心の準備が必要なのではない
かと思います。