「日本語教育の参照枠」に沿った授業スキルを身につける。
先日、
日本語教師養成コンソーシアム九州・沖縄
https://www.cjtt.website/
(略称:CJTT)
のイベントにお手伝いで参加し
(私、委員なので)、
その後、関係者の懇親会に参加しました。
そこで、東京の日本語学校の先生とも
お話させていただいたのですが、
まだまだ認定日本語教育機関の申請まで
手が回っていないとのこと。
相当お忙しいんですね。
これは、おそらくその学校様だけの
話ではなく、全国的な状況だと思います。
現在、認定を受けている日本語学校は
41校。
まだまだ少ないですね。
認定率も低いですが、それ以上に申請数
が少ない。
これには、文科省もかなり焦っている
ようで、
つい先日、このような動画も公開され
ました。
【日本語教師のひとやすみ】Podcastシリーズ
第1弾!令和6年度第1回認定日本語教育機関認定
校の秘密を副校長の出口先生に聞きました!
(日本語教師の学び直し・復帰促進アップデー
ト研修事業):文部科学省
https://00m.in/kdnFr
この中で、8:09あたりで出口先生は
「「日本語教育の参照枠」の理解、解釈が
本当に合っているのかと思いながら
作成を続けるというのが大きかった。」
とおっしゃっています。
やはり、「参照枠」を理解するというのは、
なかなか難しいんですね。
実際、「参照枠」は全体的に抽象的な部分
が多く、
普段の授業に落とし込むには、かなりの
理解と授業構成力が必要です。
とはいえ、これから日本語学校はどんどん
「参照枠」ベースの教育体制に切り替わって
いくわけですから、
これからも日本語教師を続けようと
思うのであれば、
「参照枠」に沿った授業実践能力を身に
つけなければなりません。
「であれば、「参照枠」に沿った授業を
練習できる場を作ればいいのではないか。
できれば、初級から中級まで、4技能
すべてを扱えば、安心してこれからの
大きな変化に対応できるのではないか。」
という考えのもと、
「篠研サロン−教育実践部」
https://www.kanjifumi.jp/
では、今年度、「参照枠」に沿った
教材分析と授業研究を行っています。
次回は、『漢字たまご』を使って
「参照枠」に沿った授業研究。
よろしかったら、ご入会ください。
「見る専」参加も大歓迎です(^_^)