学習者に自分のやり方を押し付けない。(その1)

前回に引き続き

『カモのネギには毒がある』
 https://amzn.to/44yfRNc

第9巻では、大学野球部の話が出て
来ます。

本野球部は関東でも指折りの強豪校
だった。

しかし、ある時、部員の一人が暴力
事件を起こす。

これを機に、新たな監督が就任。

新監督は、暴力の一掃と大会優勝を
ミッションに部の改革に乗り出す。

そこで導入したのが、超厳密な
罰金制度。

部の規律を定めたルールを300ほど
作り、

それを守っているかを常に上級生が
下級生を監視。

ルールを守らなかった下級生には

▼遅刻したら5000円
▼挨拶が2秒短かったら8000円

など、罰金を科した。

そして、その罰金は部の施設の
維持費や改善に充てられた。

結果、野球部から暴力がなくなり、
トレーニングルームの充実など
活動環境も改善し、

大会で優勝するまでになった。

また、野球の名門大学出身と
いうことで卒業後の就職率も
よかった。

しかし、このシステムには問題が
あった。

暴力がなくなり、活動環境も改善し、
大会で優勝するまでになったにも
関わらず、

途中で脱落する部員が多いのである。

(この話は、実は日本語教育にも
 そこはかとなく関係します。)


日本語教師をめざす方、現職日本語教師の方のための無料メルマガ
無料メルマガ「篠研の“日々成長する教師”」

授業の小ネタや授業実践のコツ、教師としての考え方、息の長い日本語教師になるための知恵などを週2日(火・木)でお届けします。

さらに、今ご登録なさると特典が無料でダウンロードできます。
特典 「精読指導の秘奥義」(全24ページ)

解除はもちろんのこと、メールアドレス変更など個人データの編集も簡単ですので、ご安心ください。プライバシーポリシーをご確認の上、ご登録を希望されるメールアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。

  メールアドレス【必須】
  お名前(姓)【必須】
  お名前(名)【必須】
  よみがな【必須】
  都道府県【必須】 なお、海外在住の方は「海外」をお選びいただき、下記項目に例のようにご記入ください。
  海外にお住まいの方は「ベトナム(ホーチミン)」のようにお書きください。