各党の外国人政策。
今週末は衆議院議員選挙です。
選挙の論点の1つに外国人政策が
あります。
これは、私たち日本語教師としても
関心のあるところですね。
そこで、今回は、主要各党がどのような
外国人政策を打ち出しているのか。
実際に各党のホームページを見ながら
確認したいと思います。
では、早速自民党から。
https://www.jimin.jp/policy/
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外国人政策
出入国在留管理や税・社会保障制度等について、
国民の不安と不公平感に正面から応えます。
外国人の住宅・土地取得や所有者の把握について、
法律・ルールを見直し、安全保障面等、国民の
懸念を払拭します。
外国人が社会の一員として日本の文化・ルールを
理解し活動できる環境を整備します。
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これを見る限り、節度ある受け入れを
目指しているように思います。
かなり日本国民の不安の払しょくを
意識した書き方になっています。
次に、日本維新の会。
https://o-ishin.jp/diversity/
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外国人対応
348
マイナンバーカードによる外国人労働者の在留管理
を推進するとともに、新たな外国人労働者の受け入
れも踏まえ、AIチャットボット・AI翻訳を活用した
行政の多言語対応など、外国籍児童・外国出身児童
を含めた外国籍住民との共生を図ります。
349
外国人技能実習制度の実態を調査し、外国人労働者
が「労働力の需給調整手段」として使われてきた状
況を抜本的に改善して適切な受け入れを推進します。
350
偽装難民問題に留意しつつ、難民及び難民申請者へ
の医療・食料等の支援強化や難民申請プロセスの改
善など、SDGsの考え方に基づき人道的見地から難民
問題に取り組みます。
351
安全保障上の観点などから、各級選挙や住民投票に
おける外国人参政権付与については認めない一方、
帰化を望む永住外国人のため帰化手続きのさらなる
合理化・簡素化を推進します。
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こちらも、節度ある受け入れといった感じ
ですが、自民党に比べ、かなり具体的な内容
です。
自民党にはない「共生」という言葉が入って
いる点も評価できると思います。
次に、中道改革連合。
https://cdp-japan.jp/files/
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2. 選択的夫婦別姓などジェンダー平等およびルー
ルに基づく多文化共生などの推進による、マイノ
リティも含め誰もが尊厳を持って生きられる社会
の構築
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ちょっとこれだけだと中身が見えないかな、
という気がします。
続いて、国民民主党。
https://new-kokumin.jp/
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1.主権を守りぬく
防衛施設周辺以外も対象とした「外国人土地取得
規制法」の制定、
2.国際情勢への対応を強化
外国人旅行客への消費税免税制度の見直し、入国
税(観光税)の課税拡大
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多文化共生というよりは、防衛のための規制強化
といった印象が強いですね。
もっと教育面や外国人材の育成に目を向けて
頂きたいなという印象です。
続いて、共産党。
80、外国人の人権と入管、難民
https://www.jcp.or.jp/web_
ここはかなり分量が多いので、タイトルのみ
掲載します。
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80、外国人の人権と入管、難民
外国人の人権を保障するため、入管法の抜本的
改正を求めます
外国人労働者の生活と権利の向上を
在留資格「特定技能」制度——外国人労働者に
人間らしい生活を保障するための施策をすすめ
ます
技能実習制度・育成就労制度——安易な受け入
れ拡大に反対し、制度の廃止を含めた根本から
の見直しを求めます
永住外国人に地方参政権の付与を
永住許可取消し制度は廃止します
移民・難民問題について
難民問題に、日本政府は先進国として積極的な
役割を果たすよう求めます
日本政府の難民認定のありかたを抜本的に改善
します
難民認定が極端に少ない
難民申請者の生活保障が不十分
難民認定者への支援も不十分
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抜本的な改革は、一見していいように見えますが、
急激な変化は、必ずひずみを生みます。
また、
技能実習制度・育成就労制度の廃止や
永住外国人に地方参政権の付与など、
ちょっと現実的にどうなのかな、という
内容を含んでいるように思います。
以上、主要な党の外国人政策を見てきました。
さらに全体を俯瞰したい方は、こちらが
参考になると思います。
日本経済新聞>衆議院選挙2026
https://www.nikkei.com/
