「社会・文化・地域」の出題ポイント。
シリーズ最終回。
今回は
「社会・文化・地域」
です。
この区分は、とにかく時事問題対策を
しっかりするというのが非常に重要です。
具体的には、
▼政府や文部科学省が行っている施策
▼各省庁や日本語教育関連機関が出して
いる統計資料
です。
特に近年は、政府の日本語教育施策が
怒涛のように打ち出されています。
2018年12月に打ち出された
外国人材の受入れ・共生のための総合的
対応策
https://00m.in/KUDpE
を皮切りに、
▼日本語教育の推進に関する法律の制定
https://00m.in/DSrvj
さらに、何と言っても文部科学省が推し
進めている「日本語教育の参照枠」と
その普及事業は外せません。
▼「日本語教育の参照枠」を活用した教育
モデル開発・普及事業
https://00m.in/VbtGD
さらに、文部科学省と言えば、日本語指導
が必要な児童生徒に対する日本語教育事業。
こちらのサイトを必ず見ておきましょう。
▼CLARINETへようこそ
在外教育、帰国・外国人児童生徒教育等
に関するホームページ
https://00m.in/zHvXR
この他、ここ数年、外国人労働者の受入を
加速すべく、入管法の改正が相次いで
行われています。
下記サイトで入管法の改正の状況を確認
することができます。
最近の入管法改正
https://00m.in/keSRa
統計資料も押さえるべきものがいくつか
あります。
ここでは1つ1つ取り上げることはしま
せんが、
いずれにしても、2018年以降の時事問題
を自力でリストアップしていく。
また、主要な統計情報を自分で考えて
確認していくというのは、膨大な作業です。
なので、時事問題に自信がない方は
下記セミナーへのご参加を強くお勧め
いたします。
篠研の「圧巻!
日本語教育能力検定試験時事問題対策セミナー
−過去8年分のニュース総整理−」
(8月10日開催)
https://www.kanjifumi.jp/
また、試験合格を目指すのであれば、
こうした時事問題を押さえるだけでは
不十分で、
実際に試験でどのような切り口で出題
されるか、
そして、それに対してどう対処すれば
いいのか、
についてしっかり対策を立てておく
というのが重要です。
篠研の「圧巻!
日本語教員試験・日本語教育能力検定試験
出題率70〜84%のテーマだけを扱った
【言語と心理、言語と社会、社会・文化・地域】
対策セミナー」
(7月26日・27日開催)
https://www.kanjifumi.jp/
で扱う「社会・文化・地域」の内容は以下の通り
です。
問題22 日本で就労する外国人
(H29試験I問題14)
◆高度外国人材について
◆高度専門職1号について
◆看護師、介護福祉士を目指す人材について
◆定住者の就労について
◆日系人について
問題23 児童生徒
(H30試験I問題11)
◆日本人学校の設置の目的とは?
◆補習授業校について
◆ダブル・リミテッドの状態とは?
◆継承語について
◆継承語の保持について
問題24 CEFR
(H24試験III問題16)
◆CEFRとは?
◆「複言語・複文化主義」と「多言語・
多文化主義」の違いは?
◆JF日本語教育スタンダードにおける
言語活動について
◆言葉を通した相互理解のために必要と
する2つのものとは?
◆日本語の熟達度のレベルとは?
問題25 中国からの帰国者受け入れ
(H24試験III問題14)
◆中国からの帰国者の特徴とは?
◆中国からの帰国者のための生活日本語
の特徴とは?
◆日常生活に不可欠な行動達成力の養成
で目標とする能力について
◆日本の社会や暮らし、帰国者事情に
関する基本的な知識について
◆ダブル・リミテッドとは?
こちらもなかなかの広範囲です。
ところで、日本語教員試験の出願
手続きは済まされましたか。
日本語教育能力検定試験と異なり、
一旦申し込んだあと、
本部の審査を経てから受験料を
払うこととなっています。
審査には、10日程度かかるとのこと
です。
つまり、早めに手続きをしないと
時間切れになってしまう可能性が
あります。
受験予定の方は、急いで手続きを
してくださいね。
もちろん、それにもまして重要なのは
試験に合格すること。
「何としても今年合格したい。」
という方は、今すぐセミナーにお申込み
くださいね(^_^)