合格できなかった時のマインドの持ち方。

結果通知書、本日発送。

どんな結果が来るかドキドキですね。

合格できたら、ひとしきり喜びに
浸った後は、

早速次のステップに気持ちを向けましょう。

次のステップとは、例えば

▼就職活動
▼より高度でより実践的な勉強

です。

あるいは、ここであえて、検定試験の
勉強の復習をじっくりやってみると
いうのもいいかもしれません。

たとえ合格しても、取りこぼしは結構
あるものです。

そして、もし合格できなかったら、
もちろんショックは大きいでしょうが、

「だからよかったんだ。」

と思いましょう。

今はその結果がよかったのです。

なぜか。

不十分な実力で現場に立ったら
現場のプレッシャーに耐えられない
からです。

学習者は、目の前の教師に自分の
人生の一部を預けています。

当然払った以上の対価（＝授業）を
期待します。

もしその期待に応えられなかったら
人によってはあからさまに拒否反応
を示すでしょうし、

主任や学校責任者に、教師を替えて
もらうよう訴えます。

また、教育機関も雇用した教師に
多大な教育効果とブランドアップを
期待します。

学習者からクレームが来るような
授業をしたり、

他の教師に迷惑がかかるような行動を
取れば
（例えば、予定通りに授業ができない）

当然、契約打ち切り、更新はありません。

そして、狭いこの業界。

そのような情報は、すぐに周囲の
教育機関にも伝播します。

つまり、再就職も難しくなるのです。

だから、合格できなかったということは
もちろんそれはそれでショックなこと
ですが、

不十分な実力で現場に立った時の
先ほど言ったようなリスクを回避する
ことができるのです。

だから、

「だからよかったんだ。」

なのです。

どの業界もそうだと思いますが、

日本語教育界も実力、地力をつけなけ
れば、長く活動することは難しいです。

逆に、しっかり実力、地力をつければ、

たとえスタートが少しぐらい遅れても
長く長く日本語教師を続けることが
できるでしょう。

今回不合格でもどうということは
ありません

また一から

倦まず、弛まず、焦らず。

試験勉強を再開すればいいのです。

辞めさえしなければ、必ずゴールに
到達できます。