「言語と教育」出題率70〜84%の内容とは(その3)

前々回からの続き。

ところで、日本語教員試験受験予定の
方の中には、

「基礎試験と応用試験は別物。

 私は、応用試験のみだから基礎的
 な勉強はしなくてもいいのでは。」

と考える方がいらっしゃるようですが、

【浅はかにもほどがあります。】(断言)

応用試験といっても、結局のところ
基礎的問題の組み合わせです。

基礎基本ができていなければ、
応用試験とて突破できるはずがあり
ません。

基礎土台のない土地の上の家を建てても、
あっという間に家ごと傾く。

そんな家を大変な時間とお金と労力を
かけて建てますか、という話。

「応用試験」という名称に踊らされて
基礎土台に目が向けられないのは、

その時点で日本語教師としての資質と
能力がないとみなされても仕方が
ありません。

厳しいですが、それが現実です。

さて、話を本題に戻しましょう。

「言語と教育」の中でも特に出題
頻度の高いテーマは、

▼コースデザイン

▼教授法

▼読解指導法

▼会話指導法

▼外国人児童生徒に対する指導法

第3回は「読解指導法」。

日本語教員試験と同じ出題範囲
「必須の教育内容」の

日本語教育能力検定試験

では、以下のように教授法について、
頻繁に出題されているのですが、

その多くは、他の関連事項と絡み
ながら、

小問でちょこちょこ出題されるような
出題で、

大問で出題されるということはあまり
ありません。

その原因を、私の25年以上の経験から
肌感覚的に言えば、

教育現場、特に進学を目的とする日本
語学校の場合、

中級以上では、読解の授業が大きな
柱になるので、

教師にも精読指導の技術、力量が
かなり問われます。

ところが、日本語教育では、読解と
いうと、スキミングやスキャニング

あるいは、ボトムアップ処理や
トップダウン処理など、

いわゆる情報処理的、情報の仕分け
作業的な指導がほとんどで、

一文一文を熟読玩味する精読指導
の研究がほとんどありません。

私は、ここが日本語教育界の研究
レベルでの大きなボトルネックだと
感じています。

そういう中で、読解指導が大問で
出題された例として

▼読解のストラテジー
 (H29試験I問題10)

があります。

これは大変貴重だと私は考えて
います。

これらの過去問で問われている内容は
以下の通りです。

◆読解とは?

◆メタ認知について

◆発話プロトコル法について

◆読解力の低い学習者の特徴とは?

◆テクストからの学習の例とは?

これだけ読んでも、ピンとこない方
もいらっしゃると思います。

ですが、どれも重要です。

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