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2023年8月30日 / 最終更新日時 : 2023年8月31日 篠崎大司 い

一段動詞（いちだんどうし）

活用語尾が「i-RU」か「e-RU」のどちらかである動詞。 例：着ない「ki・nai」着ます「ki・masu」着る「ki・ru」着れば「ki・reba」着よう「ki・you」 例：寝ない「ne・nai」寝ます「ne・masu」寝る「ne・ru」寝れば「ne・reba」寝よう「ne・you」 日本語教育では2グループの動詞、RU-verbと呼ばれたり、あるいは活用語尾の末尾が母音で終わることから母音語幹動詞、さらには活用の変化が五段動詞に比べて少ないことから弱変化動詞とも呼ばれます。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年8月8日 / 最終更新日時 : 2023年8月24日 篠崎大司 い

インド・ヨーロッパ語族（インド・ヨーロッパごぞく）

語族の中で最も勢力の大きなもので、ヨーロッパのほぼ全域から南インド、さらにはロシアの極東地域まで広く分布している語族。 この語族を構成する語派は、スラブ語派、ゲルマン語派、ケルト語派、イタリック語派、ヘレニック語派、インド・イラン語派です。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年7月14日 / 最終更新日時 : 2021年12月16日 篠崎大司 い

インフォメーション・ギャップ★

参加者同士の情報量の差のこと。 コミュニカティブ活動でインフォメーションギャップを意図的にタスクの中に作ることによって活発なコミュニケーション活動を演出することができます。 例：学習者ＡとＢにインフォメーションギャップがあるタスクシートを配り、会話練習を行う。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年7月6日 / 最終更新日時 : 2017年7月6日 篠崎大司 い

異文化調整能力（いぶんかちょうせいのうりょく）

異文化を受け入れそれに適応しながらも、自文化に対する愛着心や誇りも同時に維持できるように、価値観やコミュニケーションスタイル等を調整する能力。 この際、異文化とは必ずしも外国文化を指すわけではありません。同じ国籍であっても世代や地域、所属集団が違えば、それに伴って価値観や行動様式も違ってくるでしょう。従って、異文化調整能力は、ことさら海外に行ったり外国人に接したりすることがなくても、普段の生活の中で求められる能力ということができます。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年6月14日 / 最終更新日時 : 2017年6月14日 篠崎大司 い

意義特徴（いぎとくちょう）

ある語についての意義素の集合。 例えば、「母」の意義特徴を記述する場合、（例）のように表現することができます。このときとは「女性としての性格を有している」という意味です。 （例）母： ただし、こうした意義特徴の抽出も、「父」や「祖父」等、どの語と対比するかによって抽出すべき観点が変わってくるわけで、その語単独ですべての意義特徴を網羅することは、現実的には不可能であると言えます。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年6月8日 / 最終更新日時 : 2024年10月29日 篠崎大司 い

引用節（いんようせつ）

他者の発言や文章等の引用からなる節。​「　」を伴って発話内容を忠実に再現した直接引用​（例１）​と、「　」を伴わず適度に変形して主節の中に埋め込んだ間接引用​（例２）​とがある。 例１：社長は、私に「明日の10時に君の部下と一緒に本社に来なさい。」とおっしゃいました。 例２：社長は、私に翌日の10時に私の部下と一緒に本社に来いとおっしゃいました​。​ ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月11日 / 最終更新日時 : 2021年12月24日 篠崎大司 い

意志動詞（いしどうし）★

「書く」「読む」「話す」「聴く」「走る」「食べる」など、話し手の意思を伴った動作を表す動詞。 なお、動詞の中には意志／無意志両方に用いられるものもあります。 例）化粧を落とす。（意志）／財布を落とす。（無意志） ゴルフをする。（意志）／めまいがする。（無意志） ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月6日 igarashi い

インプット仮説（いんぷっとかせつ）★

input hypothesis。自分が持つ言語知識iよりも一段高い知識すなわちi＋１の知識を理解することによって、言語習得が進むとする仮説。言語学者クラッシェン（Krashen）提唱。 クラッシェンは、この他にモニター仮説、習得・学習仮説、自然順序仮説、情意フィルター仮説と計５つの仮説を提唱しました。 これらの仮説を理論的基盤にしてできた外国語教授法がナチュラルアプローチ（Natural Approach）です。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月6日 igarashi い

インターアクション★

interactin。相互作用。母語話者同士、学習者と母語話者（教師含む）、学習者同士の間で行われる情報のやりとりのこと。 日本語の授業で見られるインターアクションとして、まず教師→学習者のものをあげれば、ティーチャートーク（teacher talk。教師が学習者に対して用いる独特な話し方）をあげることができます。 また、教師が発する質問でいえば、イエス・ノー・クエスチョン（はい、いいえで答えられるもの）、クローズ・クエスチョン（二者択一のもの）、オープン・クエスチョン（「なぜ？」「どう？」を問うもの）、⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月14日 / 最終更新日時 : 2021年9月17日 igarashi い

イマージョン★

immersion。バイリンガル教育の一つ。学校教育の中で教科を越えて母語と第二言語を使い分けることで、学齢期の間に母語話者レベルにまで第二言語能力を引き上げることを目的とする。「イマージョン教育」「イマージョンプログラム」とも言う。 イマージョンとは、もともと「浸すこと」という意味。つまり、外国語環境に学習者をどっぷり浸すことで、生活言語はもちろんのこと、教科言語も丸ごと習得させるわけです。 例えば、月水金は各教科（算数、理科、社会など）を母語で授業し、火木は第二言語（例えば英語）だけで授業する、といっ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月14日 / 最終更新日時 : 2016年3月8日 igarashi い

異文化（いぶんか）

その人が属している自文化以外の文化。 異文化環境におかれると、往々にしてそれまで依っていた価値観や生活様式の変更を求められることになります。その過程で起こる文化的な衝突（といっても些細なものが大半です。）がカルチャーショックです。 今では、うまく異文化に適応できるよう、カルチャーアシミレーターやバファバファなど、様々なトレーニングプログラムが開発されています。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月14日 / 最終更新日時 : 2016年1月14日 igarashi い

伊沢修二（いざわしゅうじ）

1851－1917。台湾総督府学務部長心得。日清戦争後、台湾の芝山巖（しざんがん）で日本語教育を行う。 1895年、日清戦争に勝った日本は下関条約によって台湾を植民地にしました。そこで同化政策の一環として日本語教育が行われるようになりました。 伊沢修二は、日本語教師６名を率いて渡台し芝山巖に日本語学校を建て、日本語教育を開始しました。 ところが、翌1896年、現地の台湾人による日本語学校襲撃事件が起こりました。いわゆる芝山巖事件です。 襲撃した理由は定かではありませんが、これにより教師６名が命を落としまし⇒ 続きを読む | Share it now!