高齢も武器、主婦も武器。仕事獲得を阻む２つの呪縛。

先日の工藤先生セミナーの最後に、
ご参加いただいた方から、このような
ご質問をいただきました。

「私は高齢で、求人に応募しようとしても
どうしても年齢で引っかかってしまう。
どうしたらいいか。」

皆さんの中にも、同じような悩みをお持ちの
方、多いのではないでしょうか。

ですが、こういう場合、次の２点の呪縛に
囚われていて、

それがご自身の活動を自ら狭めているように
思えて仕方ありません。

まず１つは、

「どこかの教育機関に就職しないといけな
い。」

という呪縛。

確かに、インターネットが普及する前は、
個人で集客することはできませんでしたから
どこかに就職するしかありませんでした。

ですが、今は違います。

個人で世界に情報発信できる時代です。

サイト、ブログ、SNSなど、個人的な
情報発信で、ダイレクトに仕事を手にする
ことができます。

例えば、私が主宰する

「篠研サロン－ビジネス実践部」
https://www.kanjifumi.jp/salon/

のメンバーの方で、

「地方在住で、まわりに日本語学校も
ほとんどない。

飛躍したいがどうしたらいいか。」

と悩まれていた主婦の方がいました。

この方は、はじめ私の個別コンサルを
受けられたのですが、

そこで私は、その方のキャリアやお考え
をじっくり聞いたうえで、

「ブログを始めてみてはどうか。」

と提案しました。

その後、この方はブログを始められ、
コツコツ記事をアップしていったところ、

ビジネスが思わぬ展開を見せ、今では
押しも押されぬ留学生向け論文指導講師
としてご活躍なさっています。

特定の教育機関に所属するだけが
仕事を得る方法ではないのです。

そして、もう１つが、

「高齢であることが仕事を得るうえで
不利である。」

という呪縛。

もちろん、どこかの教育機関に就職する
ということで考えれば、年齢の壁もある
でしょう。

しかし、先に述べた通り、今は個人で
仕事を取る、

いわば、個人事業主という方法もある
のです。

こちらも、

「篠研サロン－ビジネス実践部」
https://www.kanjifumi.jp/salon/

にいらっしゃった方のいい例があります。

この方（男性）は、日本や海外の自動車
メーカーで経理のお仕事を歴任され、

定年退職を機に日本語教育を始められ
ました。

サロンに入会した当初は、

「オンラインスクールに登録している
けど、なかなか学習者がつかない。」

とおっしゃっていましたが、

「これまでの経歴や得意なことを、
プロフィールにしっかり書いてみて
ください。

そうすれば、必ず学習者からオファー
が来ますよ。」

とアドバイスしたところ、

１～２か月後には、ビジネス日本語に
興味のある学習者からどんどん指名され、

とうとう忙しすぎてサロンを退会なさった
ほどでした（嬉しくもあり、悲しくもあり）。

いかがでしょうか。

「高齢」ととらえれば不利なように感じる
かもしれませんが、

「経験豊富」ととらえれば、それは大きな
アドバンテージとなり、

その経験則を必要とする若い学習者を顧客
として取り込むことができるのです。

「わたしなんか、大した知識もスキルも
経験もない。」

という方がいらっしゃいますが、決して
そんなことはありません。

あなた様にとっては、陳腐と思える知識
でも、

ある人にとっては、喉から手が出るほど
欲しい情報だったりするのです。

一番最初にご紹介した、工藤先生セミナー
でご質問なさった方、

実は、この方、これまで大学を中心に
何十年も日本語教師をなさってきた、
超ベテラン。

これを聞くと、皆さんの中には、

「それだけのキャリアがあれば、いくら
でも仕事を取ってくることができるん
じゃないか。」

と思われた方もいらっしゃるのではないで
しょうか。

私もそう思います。

皆さん、意外と自分のことは見えないん
ですね。

「私も、なかなか仕事が得られず、
また、どういう方向に進んだらいいのか
わからず悶々としている。」

という方は、一度、

個別コンサルティング
https://www.kanjifumi.jp/consulting/

か

「篠研サロン－ビジネス実践部」
https://www.kanjifumi.jp/salon/

をご利用なさってみてはいかがでしょうか。

現状を突破できるかもしれません。