検定試験に合格するための正しい知識の積み上げ方。

検定試験の勉強をこれから始めよう
という方から、よく、

「どこからどう勉強したらいいのか
わからない。どうしたらいいか。」

というご質問を受けます。

本メルマガ読者の方の中にも、同じお悩みを
持たれている方が多いと思いますので、
ここでまとめてお話しますね。

まず、検定試験の基本情報を押さえるべく、

公式サイトで検定試験の概要や試験範囲、
試験日までのスケジュールを確認し、

ご自身のスケジュール帳に出願期間と試験日を
しっかり記入してください。

JEES 日本語教育能力検定試験ホーム
http://www.jees.or.jp/jltct/

特に、令和4年は出題範囲が変わります。

ですので、昨年までの出題範囲と新出題範囲の
両方に目を通しておいてください。

次に、実際の試験でどのような内容・難易度
の問題が何問出題されるのかを肌感覚で知る
ために、

直近3年分の試験問題を入手して、一通り
解いてみてください。

アマゾンなら下記から購入できます。

https://amzn.to/3uNp4Pj

解いたら必ず答え合わせをし、理解できる
問題や用語の定義を問うような、いわゆる
「覚えればできる」系の問題は、

できるだけ答えを覚えてください。

「本格的な勉強を始める前に、できもしない
過去問を解くなんて意味がない。」

と思われるかもしれませんが、そんなことは
ありません。

その理由は、いずれわかります。

そして、半年後にはこの過去問で8割以上
の点を取ることが目標であるということを
自覚してください。

ここまで、1~2週間程度でやってください。

そして、いよいよ本格的な勉強です。

まずは、出題範囲を一通り体系的に学習する
必要があります。

「過去問を10年分解けば、なんとかなるで
しょう。」

という方がいますが、そういう方は途中までは
調子いいですが、ある時点からパタッと成績が
伸び悩みます。

知的土台ができていないからです。

そもそも過去問には解説がついていないので
なぜその答えになるのか、理由が分かりません。

出題範囲を体系的に学習するためのリソース
(教材、参考書)選びのポイントは、以下の
3点です。

1.膨大な出題範囲を完全網羅し、かつ検定
試験問題と同レベルの内容であること。

(従って、参考書1冊で合格できるなどと
ゆめゆめ思わないこと。)

2.時事情報や統計データが最新であること。

(出版年が2018年以前ではもう使えない。
なぜなら2018年以降に大きな動きが
あったから。)

3.執筆者が検定試験に精通していること。
大学教員だからといって盲信してはいけ
ない。

(大学教員だからといって検定試験に
精通しているとは限らない。検定試験
を受けたことすらない教員もいる。)

手前味噌で恐縮ですが、上記条件をすべて満たす
のは、おそらく篠研の通信講座ぐらいではない
かと思います。

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【WEBで学ぶ通信講座
「篠研の日本語教育能力検定試験対策」】

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そして、選んだリソースを最低5回は繰り返し
読み込み、完全マスターする。

今から始めて今年の試験合格を目指すので
あれば、これを4か月、つまり7月いっぱい
ぐらいで完了させてください。

やってみればわかりますが、今から急いで
始めないと、本当に時間がありません。

次に、体系的学習で得た知識を、本試験で
しっかり得点につなげられるように、過去問
をたくさん解いて実践力を磨きます。

ここでは、先と違い、間違った問題をそのまま
にせず、手元のリソースを使って自分が納得い
くまで徹底的に調べます。

なぜなら、間違える問題はどの受験者もだい
たい共通しており、

その問題を克服できるかどうかが合否を左右
するからです。

ただし、これを自力でやろうとすると相当
時間がかかりますし、無駄も多いです。

やってみればわかります。

自力で全部やろうとすると、試験日までまず
間に合いません。

多くの受験者は、その状態で試験に臨むので
なかなか合格ラインを越えられないのです。

そうならないためにも、ここはその道の熟達者
の詳しい解説を聞いて時短を図るのが一番です。

私も経験者なのでよくわかりますが、受験者に
とって最も不可逆的に足りなくなるのは、
才能でもお金でもなく【時間】です。

たかが検定試験に特別な才能はいりません。

お金は日本語教師デビューすれば、投資分
ぐらいいずれ元が取れます。

しかし、時間はどうあがいたところで、戻すこと
もできなければ、貯めることもできません。

しかも、今年合格できなかったら、また1年
試験勉強に時間を取られてしまいます。

篠研が検定対策セミナーを実施する理由が
ここにあります。

篠研の検定対策セミナーは、過去問の中から
良問を厳選し、丸2日かけて解説します。

テキストもA4で50ページ以上の分量ですが、
自力で完全マスターしようとすれば、おそらく
2週間、いや1か月あっても足りないでしょう。

なので、これも手前味噌で恐縮ですが、
相当な時短になります。

どうかすると、1か月分の学習量を2日で
カバーできるわけですから。

直近の検定対策セミナーは以下になります。

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篠研の「圧巻!日本語教育能力検定試験対策
基礎固めオンラインセミナー」(4月16-17日開催)

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こうして過去問を解いていくと、自分の
苦手分野、苦手問題が分かります。

苦手分野や苦手問題ができてしまうのでは、
試験勉強の過程で、脳内の思考回路にむらが
できてしまったり、

誤った思考回路を作ってしまったりしたから
です。

ただ、これは誰にでもあることですし、
逆に勉強した結果ですから、ある程度は
しかたありません。

また、これらはいわば「思考の悪い癖」
なので、簡単に修正することができません。

なので、リソースの該当部分や過去問で
間違った問題を徹底的に反復練習して克服
する必要があります。

この段階になると、検定試験も近くなって
いますので、本当に時間との勝負です。

以上が、検定試験の勉強の大まかな手順、
言い換えれば、

検定試験に合格するための正しい知識の
積み上げ方です。

しっかり勉強してくださいね。


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特典 「日本語教育能力検定試験 記述問題対策」(全24ページ)

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