キーワード解説「ほ」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

母語の干渉(ぼごのかんしょう)

学習者の母語が第二言語学習に与える悪影響のこと。

例えば、初級の韓国人学習者によく見られる誤用に「います」と「あります」の混用がありますが、その原因は、もともと韓国語にそのような区別がないからだといわれています。

以前の第二言語習得研究は、母語が与える悪影響ばかりが注目されていたために「干渉」という言葉が用いられていましたが、その後の研究によって、学習者の母語は悪影響だけでなく、好影響を及ぼすこともあることがわかってきました。

そこで、今では好影響のことを「正の言語転移」、悪影響のことを「負の言語転移」という言い方で表現しています。


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