キーワード解説「え」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

エスノセントリズム

ethnocentrism。自民族中心主義。自民族の文化基準や価値基準に則って、他の民族の文化や価値観を判断すること。自文化中心主義とも言う。このような考え方は、自民族をより優位に、多民族をより劣位にとらえる傾向がある。

このエスノセントリズムには、自民族優位の意識を伴った「強いエスノセントリズム」とそうした意識を伴わない(つまり無意識的な)「弱いエスノセントリズム」の2種があります。

前者の例としては、ナチスドイツのユダヤ人迫害をあげることができるでしょう。

また、後者の場合、本人は無意識であっても結果的に相手を差別したり拒否したりといったことにつながることもあります。表面化しにくいだけに難しい問題だといえます。

そもそも人間というのは自尊心の塊、それだけにこの問題は私達にとって永遠の課題といえそうです。


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