キーワード解説「も」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

モーラ★

mora。かな1字分(拗音は例外)の音の長さを表す単位。拍。

日本語は、発話の際それぞれのかな1字分の長さは保たれており、日本語音声の特徴の一つといわれています。

モーラ(拍)とよく似た単位にシラブル(音節)があります。両者の顕著な違いは、特殊拍を数えるか否かにあります。

モーラ(拍)では、特殊拍も1単位として数えますが、シラブル(音節)では直前の音声に組み入れるため1単位として数えません。下の例を見てください。

  1. 「こだま」(3モーラ3シラブル)
  2. 「いっさつ(一冊)」(4モーラ3シラブル)
  3. 「コーヒー」(4モーラ2シラブル)

学習者の中には、このような日本語の音声的特徴の習得を苦手とし、例えば「おばさん」と「おばあさん」の区別がつかないような人もいます。しっかり指導しましょう。


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