なぜ教案作成しても授業がうまくいかないのか。

多くの先生方、特にデビューから3年目
ぐらいの方々とお話しして感じるのは、

特に、初級文型導入の授業において、

「教案を作らなければ、授業ができない。」

という考えを強く持たれている方が多い
ということです。

もちろん、初級文型導入の授業で
教案作成は重要です。

教案を作成することで、授業の流れや
時間配分を事前に設計し、

指導項目に漏れがないか、導入方法が
適切か、

さらには、教材を出すタイミングとか
板書のレイアウト、

(今ならZOOMのホワイトボードの
使い方とか。)

加えて、教師のセリフの一言一言に
いたるまで、

事前に綿密に組み立てる。

特に、まだ経験の浅い教師の場合、
教案を作らずに授業に臨むと、

それはそれは目も当てられないほど
グダグダな授業になってしまいかね
ません。

ですが、その一方で、

50分の授業のために2時間も3時間も
かけて教案を作成したものの、

いざ授業をしてみると、なかなか教案
通りに事が運ばなくて苦労した、

という経験をした方も多いのでは
ないでしょうか。

なぜ、教案を作成したにもかかわらず
授業がうまくいかないのか。

その主な理由は2つです。

1.作成した教案に問題がある。
2.教案通りに自分が動けなかった。

1の場合は、そもそも初級文型導入
授業の基本的な進め方、いわば、

「授業フォーマット」

に即した授業になっていない可能性が
考えられます。

従って、

初級文型導入授業の
「授業フォーマット」

を再度学び直せば、改善できるでしょう。

また、2の場合は、リハーサルが不十分
であることが考えられます。

(リハーサル、ちゃんとやっていますか?)

教案作成よりリハーサルの方が、いい授業
をするうえでは、圧倒的に大事です。

なぜなら、リハーサルをすることで、
教案の問題がよくわかり、改善する
ことができるからです。

「リハーサルをしながら教案を修正して
いたら、

当初とはまったく違った教案になって
しまった。」

そんなことは日常茶飯事です。

教案それ自体は、単なる「絵に描いた餅」
でしかないんですね。

ですが、このように言うと、

「そもそも教案作成に2時間も3時間も
かかってしまうのに、

リハーサルをする時間なんて、とても
持てない。」

と思われる方もいらっしゃるでしょう。

いや、そもそも、

「教案を作成せずに授業に臨むこと自体
怖くてできない。」

という方もいるかもしれません。

確かにその通りです。

ですが、私たちの授業の良し悪しは
いい教案を作成するとことではなく、

あくまでも、いい授業をすることに
あるということを認識する必要がある
でしょう。

そして、このギャップを埋めるためには、

▼教案作成をいかに短時間に作成するか、
あるいは、作成せずに済ますか。

そして、

▼教案に頼らなくてもちゃんと授業が
できる仕組みをいかにつくるか。

を考えなければならないのです。

そして、この壁を突破すれば、

授業準備を1時間以内にするなどは
難なくクリアでき、

コツを掴めば30分以内に収められ、
最短10分まで短縮できる。

それでいて、授業の質も担保できる。
自分もやってて楽しい、充実感がある。

そんな状況に自分を持っていくことが
できるのです。

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