キーワード解説「し」

これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。

社会的ストラテジー(しゃかいてきすとらてじー)

外国語学習ストラテジーにおける間接ストラテジーの一つで、学習者が学習効果を高めるために他の学習者とのコミュニケーションを図る様々な方略のこと。

レベッカL.オックスフォードは、社会的ストラテジーの具体的方略として以下の3つをあげています。

(1)質問をする。
例えば、分からないことについて相手に説明してもらう。

(2)他の人々と協力する。
例えば、学習者同士で協力して勉強する。

(3)他の人々へ感情移入をする。
例えば、文化に関する学習によって相手文化に感情移入し、その人と文化とのかかわりを理解する。

社会的ストラテジーをはじめとした言語学習ストラテジーの体系については、下記の書籍で詳しく解説されています。言語学習ストラテジーに関する名著中の名著です。

レベッカL.オックスフォード『言語学習ストラテジー―外国語教師が知っておかなければならないこと』凡人社2,940円


資格取得が目標の方へ
無料メルマガ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」

日本語教育能力検定試験頻出のキーワードやテーマについて4択問題と動画でお届けします。平日(月・水・金)、日本語教育能力検定試験合格のための情報をご提供するメルマガです。

さらに、今ご登録なさると特典が無料でダウンロードできます。
特典 「日本語教育能力検定試験 記述問題対策」(全24ページ)

解除はもちろんのこと、メールアドレス変更など個人データの編集も簡単ですので、ご安心ください。プライバシーポリシーをご確認の上、ご登録を希望されるメールアドレスを入力し、ご希望の項目ボタンを押してください。

  メールアドレス【必須】
  お名前(姓)【必須】
  お名前(名)【必須】
  よみがな【必須】
  都道府県【必須】 なお、海外在住の方は「海外」をお選びいただき、下記項目に例のようにご記入ください。
海外にお住まいの方は「ベトナム(ホーチミン)」のようにお書きください。