授業のない夏休みこそ大量インプットに専念すべし。

私が勤務する別府大学は、今日と明日、補講期間。

明後日から前期期末試験期間に入ります。

 

ところで、

まだ駆け出しだった日本語学校の
講師時代。

 

4月から夏休みまで授業をするたびに、

「自分にはまだ、文法の知識が足りないなぁ。」
「今の自分には、指導の引き出しが少なすぎる。」
「あの授業、失敗したなぁ。もっといい指導方法は
ないかなぁ。」

などという反省や自分への課題がどんどん増えて
いきました。

 

それで、それらを払拭すべく、夏休みに入ると、
とにかく日本語教育関係の専門書を爆読していました。

 

学期中ももちろんなけなしの給料をはたいて
専門書を買っては読んでいたのですが、

どうしても満足の行く時間が取れません。

 

なので、授業がない夏休みにはたまった専門書を
一気に読んでいました。

 

特に読んでいたのが「教授法」関連。

 

理論的なものから教材の教師用指導書に至るまで
手当たり次第に読んでいました。

 

指導法での悩みが多かったんですね、当時。
皆さんの中にも、そういう方いらっしゃい
ませんか。

 

大学院時代に

「日本語教育の専門書を1,000冊読破!」

を目標に掲げて、ひたすら読んでいましたが、

 

日本語学校を退職するころには、1,000冊を超え、
たしか2,000冊ぐらいは読破したと思います。

 

今は通算の読書記録をとっていないのではっきり
しませんが、

教材なども入れれば、軽く数千冊は読破しています。

 

ちなみに、下記ページで紹介している書籍は
すべて読みました。

日本語教育能力検定試験おすすめ対策本
http://www.kanjifumi.jp/become/book/

社会・文化・地域
http://www.kanjifumi.jp/become/book/bunya/

言語と社会
http://www.kanjifumi.jp/become/book/bunya2/

言語と心理
http://www.kanjifumi.jp/become/book/bunya3/

言語と教育
http://www.kanjifumi.jp/become/book/bunya4/

言語一般
http://www.kanjifumi.jp/become/book/bunya5/

記述問題対策
http://www.kanjifumi.jp/become/book/bunya6/

 

その読書経験が、今の私を大きく支えています。

 

やはり、日本語教師は知識を売ってなんぼの商売。
圧倒的な知識がなければ、仕事になりません。

 

だからこそ、授業がなく、比較的に時間のある
夏休みこそ、大量インプットをお勧めするのです。

 

特に(かつての私のように)、

指導法に関する知識は、夏休み後の授業に直結する
知識ですので、

ぜひ、夏休み中に十分なインプットをしたいところ。

 

とはいえ、

「どこから読んだらいいのかわからない。」
「正直、そんなにたくさんの本を買うお金がない。」

そういう方もいらっしゃるでしょうし、

「時間はあるようで意外とない。
できるだけ効率的にインプットしたい。」

という方もいらっしゃるでしょう。

 

私自身、かつて

「駆け出しのとき、もっと効率的に大事なことを
指南してくれる人が身近にいたら。」

と歯がゆく思ったこともありました。

 

そういう思いを、後進の方にはできるだけ
させたくないという思いから、

 

【通信講座「篠研の日本語教育能力検定試験対策」】
http://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/

や、下記ワークショップを開催したりしているわけです。

 

なんだかんだ言っても、8月・9月にしっかり
知的ストックを蓄えておかなければ、

検定試験合格などありえませんし、
日々の授業もどんどん枯れてしまいます。

下記セミナー、おかげさまで残席4。

 

もたもたしていると後に残るのは後悔だけ。

行動に移したものだけが、次のステージに
進めるのです。

=======================

「絶対盛り上がる!中級会話授業ワークショップ」

◆日 時 : 8月10日(金)13:00‐16:30

◆会 場 : 株式会社アイ・コミュニケーション
セミナールーム
東京都千代田区神田小川町2-1
KIMURA BUILDING(キムラビルディング)
5階
◆アクセス: https://www.kanjifumi.jp/

◆主な内容:
なお、内容は都合により変更になる場合があります。

▼だから会話の授業はやりづらい
▼「ハードル競争式会話授業」とは
▼ハードル競争式会話授業の実際
▼「ハードル競走式会話授業」の基本
▼「ハードル競走式会話授業」の理論
▼ワーク1‐場面設定のネタ出しをしよう!
▼ハードルの設定
▼ワーク2‐ハードルを設定しよう!
▼ロールカードとは?
▼ロールカード作成のポイント
▼ワーク3-ロールカードを作ってみよう!
▼授業の進め方の例
▼このツッコみが学習者を鍛える!
▼ワーク4-授業シミュレーションをしよう!
▼評価のポイント
▼授業ネタを一気に増やそう!
▼この参考書・教材でスキルアップ!

◆定 員 : 12名

◆受 講 料: 一 般:10,800円(税込)
会 員: 8,640円(税込)

なお、「会員」とは、篠研の検定会員(プレミ
アム会員、正会員、閲覧会員)および「教え
て!」会員(正会員・閲覧会員)をいいます。
「一般」とは、上記サービスをご利用でない方
を言います。

◆備 考:
当日、セミナーの様子を撮影し、後日動画教材
として販売する予定です。参加者の方は極力撮
影しなようにいたしますが、予めご了承くださ
い。

参加ご希望の方は、下記フォームに必要事項を
ご記入の上、本メール返信にてお申し込みくだ
さい。

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「絶対盛り上がる!中級会話授業ワークショップ」
申し込み

1.お名前 :

2.電話番号:

3.メールアドレス:

4.会員の有無
(該当するものだけを残してください。)

□会 員
□一 般

5.備考(クーポンご利用の方はクーポン番号を。)


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