コンテンツへスキップ ナビゲーションに移動

株式会社篠研

  • トップページ
  • 日本語を学びたい
    • 日本に留学した皆さんへ
    • WEBで学ぶ通信講座 「篠研の日本語能力試験N1対策」
    • 来日直後の初級~初中級学習者向け日本事情教材『日本総論Ⅰ』
  • 日本語教師になりたい
    • メッセージ
    • 日本語教員試験合否診断テスト
    • WEBで学ぶ通信講座「篠研の国家資格日本語教員試験対策」
    • 篠研の「圧巻!日本語教育能力検定試験対策セミナー動画」シリーズ
    • 国家資格日本語教員試験・日本語教育能力検定試験 模擬問題集2024年度版
    • 篠研の国家資格日本語教員試験対策 キーワード 一問一答 2024年度版
    • 日本語教師のためのお悩み解決QAバンク 篠研の「教えて!篠崎先生っ!」
    • 個別コンサルティングのご案内
    • 国家資格日本語教員試験 キーワード解説
    • 無料メルマガ「篠研の国家資格日本語教員試験対策」
    • ブログ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
    • 【篠研アンバサダー】制度
  • 日本語教師の方
    • 篠研サロン-教育実践部-
    • 篠研の「日本語の教え方セミナー動画」シリーズ
    • 日本語教師のためのお悩み解決QAバンク 篠研の「教えて!篠崎先生っ!」
    • 個別コンサルティングのご案内
    • 日本語教師授業力アップ年間プログラム説明会
    • 無料メルマガ「篠研の“日々成長する教師”」
    • ブログ「篠研の“日々成長する教師”」
    • 来日直後の初級~初中級学習者向け日本事情教材『日本総論Ⅰ』
    • 日本語の教え方-小ネタ集
    • 中級読解のツボ
  • 3000以上もの利用者様の声
    • 新利用者の声
    • 利用者様の声(0~300)
    • 利用者様の声(301~600)
    • 利用者様の声(601~900)
    • 利用者様の声(901~1200)
    • 利用者様の声(1201~1500)
    • 利用者様の声(1501~1800)
    • 利用者様の声(1801~2100)
    • 利用者様の声(2101~2400)
    • 利用者様の声(2401~2700)
    • 利用者様の声(2701~3000)
    • 利用者様の声(3001~3300)
    • 利用者様の声(3301~3600)
    • 利用者様の声(3601~3900)
    • 「日本語教員試験・日本語教育能力検定試験」合格者の声Ⅰ
    • 「日本語教員試験・日本語教育能力検定試験」合格者の声Ⅱ
  • 篠研ならびに篠崎大司について
    • 会社概要
    • クレド(我が信条)
    • 篠崎大司のプロフィール
    • 私の日本語教師物語
      • 学部のころ
      • 大学院のころ
    • 著書・コラム
    • 講演実績
    • 業績一覧
    • 学会発表
  • 優良求人情報

キーワード解説

  1. HOME
  2. キーワード解説
  3. し

し

2024年9月6日 / 最終更新日時 : 2024年9月6日 篠崎大司 し

主語の省略(しゅごのしょうりゃく)

文の主語が予測可能であるということで、主語を明示しないこと。 厳密に言えば、省略ではなく、文脈中にすでに示されていて話し手と聞き手の間ですでに了解されている場合や、文末表現に人称制限といった形で内在化されている場合には取りたてて表現しなくてもいい、というのが正確な言い方です。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2024年9月4日 / 最終更新日時 : 2024年10月2日 篠崎大司 し

所記(しょき)

言語が指し示すもの。シニフィエ、記号内容ともいう。 フェルディナン・ド・ソシュール(Ferdinand de Saussure)は、言語が指し示すもの(所記、シニフィエ、記号内容)とそれを示す言語記号(能記、シニフィアン、記号表現)の間には必然的な結びつきはないことを見出しました。 これを言語の恣意性と呼びます。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年10月5日 / 最終更新日時 : 2023年10月5日 篠崎大司 し

実現可能(じつげんかのう)

動作の実現も含めて表わす可能。 例 昨日ようやくその手紙が書けた。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年10月5日 / 最終更新日時 : 2023年10月5日 篠崎大司 し

状況可能(じょうきょうかのう)

能動主体の能力以外に可能・不可能の理由がある可能。 例 芝生には入れません。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年9月27日 / 最終更新日時 : 2023年9月29日 篠崎大司 し

叙述用法(じょじゅつようほう)

形容詞を文末表現として使う用法。述語用法ともいう。 例 あの山は高いです。   彼は親切だ。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年9月20日 / 最終更新日時 : 2023年9月22日 篠崎大司 し

重箱読み(じゅうばこよみ)

熟語の前部の漢字が音読み、後部の漢字が訓読みのもの。 例)本箱、家主、毎朝、仕業 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年9月6日 篠崎大司 し

助詞(じょし)

助詞とは、単独では用いられず、名詞や動詞などにつくもので、活用しないもの。 具体的には、格助詞、連体助詞、並列助詞、とりたて助詞、接続助詞、終助詞です。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年9月6日 篠崎大司 し

助動詞(じょどうし)

単独では用いられず、名詞や動詞などにつくもので、活用するもの。 日本語文法学会(2014)は、 日本語文法学会編(2014)『日本語文法事典』大修館書店 で「学校文法などで最広義に助動詞と呼ばれているものには少なくとも3種類の異質なものがある。」(p.316)として、以下をあげています。 1.ある動詞を基にして他の動詞を派生する接尾語的な形式 [現代語]セル(サセル)、レル(ラレル) 2.動詞の複語尾(叙法形式の語尾部分) [現代語]ナイ・タ・ウ(ヨウ)・(テイルも近似的に複語尾として扱いうる一面がある)⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年9月1日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 篠崎大司 し

主体変化動詞(しゅたいへんかどうし)

自動詞のうち「開く(あく)」のように主体の変化を表す動詞。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年9月1日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 篠崎大司 し

主体動作動詞(しゅたいどうさどうし)

自動詞のうち「走る」のように主体の動作を表す動詞。   ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年9月1日 / 最終更新日時 : 2023年9月1日 篠崎大司 し

自動詞(じどうし)

自動詞は、動作の主体による自発的な動きや変化を表わす動詞。 「~ガ~スル」の形をとりやすいです。 例:(電気が)つく、(ドアが)開く、(灯りが)つく ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年8月31日 / 最終更新日時 : 2023年8月31日 篠崎大司 し

辞書形(じしょけい)

国文法での「終止形」(例:「書く」)と「連体形」(例:「書く」)。 現代日本語では同形であるため、日本語教育では一括して辞書形(辞書を引くときの形)としています。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年8月29日 / 最終更新日時 : 2023年8月30日 篠崎大司 し

述語文(じゅつごぶん)

述語文とは、述語とそれに従属する成分からなる文のこと。 述語文は文末に来る品詞によって名詞文(コピュラ文)、ナ形容詞文、イ形容詞文、動詞文に分けることができます。 (1)私は、大学生だ。(名詞文(コピュラ文)) (2)この仕事は大変だ。(ナ形容詞文) (3)このラーメンはおいしい。(イ形容詞文) (4)太陽は東から昇る。(動詞文) ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年8月29日 / 最終更新日時 : 2023年8月29日 篠崎大司 し

自然言語(しぜんげんご)

実際に使われている言葉。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年8月28日 / 最終更新日時 : 2023年8月28日 篠崎大司 し

心的辞書(しんてきじしょ)

ある言語のすべての語彙についての、文形成にかかわるあらゆる知識のデータベース。   ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年8月23日 / 最終更新日時 : 2023年8月24日 篠崎大司 し

社会言語学(しゃかいげんごがく)

言語使用と社会とのかかわりやそれによる言語変異を研究対象とする言語学の分野。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2023年8月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月24日 篠崎大司 し

ジェンダー(じぇんだー)

文法上の性。 例えばフランス語は男性名詞と女性名詞という文法的な性があり、それに合わせて、冠詞や動詞の過去分詞、形容詞にも男性形と女性形があります。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2018年3月12日 / 最終更新日時 : 2018年3月12日 篠崎大司 し

事物適応動作(じぶつてきおうどうさ)

適応動作のうちの一つ。不安や不快な感情を紛らわすためにボールペンを手元で回してもてあそぶなど、本来の使用目的とは違う使い方をする動作。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2018年3月12日 / 最終更新日時 : 2018年3月13日 篠崎大司 し

自己適応的動作(じこてきおうどうさ)

適応動作のうちの一つ。不安から手先を落ち着きなく動かすなど精神状態の表れとして無意識に行われる動作のこと。セルフアダプターとも。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2018年3月12日 / 最終更新日時 : 2018年3月12日 篠崎大司 し

身体動作学(しんたいどうさがく)

表情、ジェスチャー、感情表示、アイコンタクトなど、人間の行動が持つメッセージ性について研究する学問分野。キネシクスとも。アメリカの文化人類学者バードウィステル(Birdwhistell)が体系化。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2018年3月12日 / 最終更新日時 : 2022年2月14日 篠崎大司 し

社交的言語使用(しゃこうてきげんごしよう)★

言葉を交わす際に単に情報伝達だけではなく、自分が相手にとって害のあるものではないことを知らせたり、聞き手との間に連帯感を生みだしたり、ものをわきまえた人間であることを示したり、相手にさまざまな配慮をしていることを示したり、会話がうまくいくように話題を選んだりする言語使用。(小池他(2003)P.234) 社交的言語使用には、さらに交感的言語使用、挨拶、決まり文句、注釈、接触話題といった側面があります。社交的言語使用は、言葉を人間関係維持の道具ととらえる時、非常に重要な機能を果たしている言語使用の一側面とい⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年12月11日 / 最終更新日時 : 2021年6月1日 篠崎大司 し

自文化中心主義(じぶんかちゅうしんしゅぎ)★

ethnocentrism。自分の属する文化の価値を基準に、他の文化を判断することをいう。エスノセントリズム、自民族中心主義とも。 自文化中心主義には自文化が優れており他の文化は劣っているという評価を伴った強い自文化中心主義と、物事を判断する際に、無意識に自文化を基準に用いてしまう弱い自文化中心主義の2つがあります。前者は論外ですが、後者においては往々にして本人が気づかないことが多く注意が必要です。いずれにしても、自文化中心主義に陥らないためには、自文化の価値基準で他の文化を否定したり批判したりしないこと⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年12月11日 / 最終更新日時 : 2017年12月11日 篠崎大司 し

実体計画(じったいけいかく)

正書法や語彙など、席次計画によって選ばれた言語が、その機能を果たせるよう、言語の標準化を行う計画。 具体的には、文字化、標準化、近代化(洗練化)が行われます。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年12月4日 / 最終更新日時 : 2021年9月6日 篠崎大司 し

社会的ストラテジー(しゃかいてきすとらてじー)★

周囲の人々とのかかわりの中で用いる学習方略。 具体的なストラテジーとしては「質問をする」「他の人々と協力する」「他の人々へ感情移入をする」があります。 出典:レベッカ・L・オックスフォード(1994)『言語学習ストラテジー-外国語教師が知っておかなければならいこと』凡人社 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年12月4日 / 最終更新日時 : 2021年9月6日 篠崎大司 し

情意ストラテジー(じょういすとらてじー)★

学習者が言語学習に伴う情意面(感情、態度、動機、価値)をコントロールするために用いる学習方略。 具体的なストラテジーとしては「自分の不安を軽くする」「自分を勇気づける」「適度に冒険する」があります。 出典:レベッカ・L・オックスフォード(1994)『言語学習ストラテジー-外国語教師が知っておかなければならいこと』凡人社 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年11月16日 / 最終更新日時 : 2017年11月16日 篠崎大司 し

刺激の貧困性(しげきのひんこんせい)

ある言語(例えば、日本語)について正用・非用の判断ができるためには、正用の言語的刺激だけではなく非用の言語的刺激も必要であるにもかかわらず、言語を正しく使いこなしている現実と、それを支えるはずの言語的刺激(言語経験)に隔たりがあること。チョムスキーの生成文法理論で唱えた概念。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年10月19日 / 最終更新日時 : 2017年10月19日 篠崎大司 し

自己モニター能力(じこもにたーのうりょく)

自らの日本語や学習を内省し、自らの力で修正していく力。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年10月19日 / 最終更新日時 : 2017年10月19日 篠崎大司 し

習慣形成理論(しゅうかんけいせいりろん)

人間の行動は、外界からの刺激に対する反応の習慣形成であり、従って、賞罰などによる促進要因(=強化)を効果的に活用しながら、繰り返し刺激を与えることによって、行動が習慣化され学習が促進されるとした理論。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年9月13日 / 最終更新日時 : 2017年9月13日 篠崎大司 し

初期指導教室(しょきしどうきょうしつ)

学校への入学を予定する外国人の子どもを対象に行われる日本語指導教室。プレクラスとも。 学校生活への適応については、保護者の理解と協力が不可欠であるばかりか、年中行事や保護者会への参加など、保護者自身も適応教育の対象となります。従って、できれば入学前に当該の児童生徒と保護者を対象としたオリエンテーションを行うことが望ましいといえます。市町村の中には、学校への入学を予定する外国人の子どもを対象に、プレクラス等の初期指導教室を開催しているところもあります。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年9月13日 / 最終更新日時 : 2017年9月13日 篠崎大司 し

シャドーイング

流れてくる音声を聞きながら​「影​」のようにすぐ後ろをできるだけ忠実に声に出して言う練習方法。 ナチュラルスピードの日本語をシャドーイングすることによって、聴解力、言語理解力、発話力が向上すると言われています​。​ ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年8月25日 / 最終更新日時 : 2021年8月25日 篠崎大司 し

ジグソー・リーディング★

グループによる読解活動で、メンバーがそれぞれ異なったテキストを読んで​、​自分が読んだ情報を持ち寄り​、​情報の断片から全体を作り上げ共有することで読解力を強化する読解活動。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年7月14日 / 最終更新日時 : 2017年7月14日 篠崎大司 し

資格外活動(しかくがいかつどう)

「留学」や「家族滞在」などの元々就労を目的としない在留資格者が収入を伴う活動などをすること。その場合、資格外活動許可を受けなければならない。 資格外活動許可を得たうえでアルバイトをする場合、入管法で定められた週28時間以内、長期休暇に会っては1日8時間以内を遵守しなければなりません。学習者がこれらに違反し、警察の捜査等で摘発された場合、法に則り国外強制退去になる場合もあります。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年7月6日 / 最終更新日時 : 2017年7月6日 篠崎大司 し

状況調整能力(じょうきょうちょうせいのうりょく)

渡辺(1995)『異文化接触の心理学』が掲げた異文化対処力の3領域の1つ。職務や対人関係といった、個人をとりまく状況に対処する一般的な能力。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年7月6日 / 最終更新日時 : 2017年7月6日 篠崎大司 し

自己調整能力(じこちょうせいのうりょく)

渡辺(1995)『異文化接触の心理学』が掲げた異文化対処力の3領域の1つ。異質なものに対してどの程度自己を調整して対処できるかの度合。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年6月14日 / 最終更新日時 : 2017年6月14日 篠崎大司 し

シネクドキ

提喩とも。比喩表現のうち、上位概念で下位概念をあるいは下位概念で上位概念を(これを包摂関係という)表した表現。 例「隣の奥さん、おめでた(=子供ができた)なんだって。」 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年6月14日 / 最終更新日時 : 2017年6月14日 篠崎大司 し

シミリー

直喩(ちょくゆ)。比喩表現のうち、「~のような」「~みたいな」といった表現を伴うことで、比喩表現であることを明示した比喩表現。 例:リンゴのように赤い頬。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年6月14日 / 最終更新日時 : 2023年8月4日 篠崎大司 し

上下(包摂)関係(じょうげ(ほうせつ)かんけい)

例えば「犬」と「柴犬」の関係のように一方が他方を含んでいる​意味​関係のこと。 この時、「犬」のようにより上位にある語を上位語、「柴犬」のようにより下位にある語を下位語といいます。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年5月29日 / 最終更新日時 : 2021年3月16日 篠崎大司 し

指定文(していぶん)★

「主格名詞と述語名詞が同じものであることを表す」(野田尚史(1996)『「は」と「が」』くろしお出版​p.​111)文のことをいう。 判別する方法としては、​「AはB。」とした場合A=Bの関係、すなわち「BはA。」が成り立つ場合、指定文ということができます。 ​ 例:​彼は田中さんです。(​指定文) ​例’:田中さんは彼です。​ ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年5月15日 / 最終更新日時 : 2022年1月5日 篠崎大司 し

準体助詞(じゅんたいじょし)★

名詞の代わりとして働く助詞。 例 そのかばん、僕のです。 ​この時の「の」は「のもの」という意味で用いられています。「もの」は名詞(=体言)。このような場合の「の」は体言に準じた働きをしているため、準体助詞と呼ばれています。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年5月15日 / 最終更新日時 : 2017年5月16日 篠崎大司 し

終助詞(しゅうじょし)

「か」「ね」「よ」「よね」のように文末について疑問や感動などの意味を付加する助詞。 ​「ね」「よ」「よね」の用法は以下の通りです。 ​ 「ね」 共感 例:田中:暑いですね。 ・・山田:そうですね。 確認 例:みなさん、今の説明でわかりましたね。 軽い主張(この場合、情報共有はない。) 例:やめた方がいいと思うね。 「よ」 情報提供 例:田中:明日何かあったっけ。 ・・山田:明日は試験ですよ。 念押し 例:明日までにお願いね。頼みましたよ。 「よね」 1.聞き手に受け入れられるものとして話し手の認識を聞き手⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年5月11日 / 最終更新日時 : 2021年5月11日 篠崎大司 し

縮約形(しゅくやくけい)★

接続表現や文末表現が縮約されて表現される現象のこと。 この現象は、初級後半から中級にかけての会話指導の重要な指導項目にあげられることが多いです。具体的には以下の通りです。 ~ては/では  →  ~ちゃ/じゃ ~なければ   →  ~なきゃ ~ている    →  ~てる ~ておく    →  ~とく 分からない   →  分かんない 僕のうち    →  僕んち ~ければ    →  ~けりゃ ~のです    →  ~んです ~のところ   →  ~んとこ ~ものだ    →  ~もんだ ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月26日 / 最終更新日時 : 2021年4月28日 篠崎大司 し

順行同化(じゅんこうどうか)★

発音する際、前の音に影響されて音が変わること。 例えば、「本箱(ほんばこ)」。これは、「本(ほん)」と「箱(はこ)」が結びついたとき、「本」の「ん」の音に影響を受けて、後の「はこ」の「は」が「ば」に有声化​します。​​「ん」の音が有声音なので、それに合わせたほうが言いやすいからです。​このような音声上の変化を順行同化と言います。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月26日 / 最終更新日時 : 2021年4月30日 篠崎大司 し

自由形態素(じゆうけいたいそ)★

単独で語を形成でき、語の意味的基幹となるもの。語基。 例えば、次にあげる語の太字の部分が語基です。 例:速さ、汗ばむ、尊敬する。 ただし、中には「国際」という語のように「国際」単独で使われることはなく、「国際的」「国際会議」のように他の語と結びつかないと使えない語基も稀に存在します。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年4月30日 篠崎大司 し

自由異音(じゆういおん)★

異音(同一音素Aに対応する​単音が複数ある)のうち使い分けのルールがなく全く任意に使われるもの。 ​例えば、​風呂上りにビールを飲んで「うまい!」という場合、のように「う」を口を丸めずに言う時もあれば、 のように「う」を口を丸めて言う時もあるでしょう。この時、特にとの使い分けにルールがあるわけではなく、いわばその時の気分で自由に言っているにすぎません。こうした異音を自由異音というわけです。 ​ ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年8月1日 篠崎大司 し

条件異音(じょうけんいおん)★

異音(同一音素Aに対応する単音が複数ある)のうち一定のルールの下で相補的に使い分けられているもの。 例えば、日本語の「ん」(/N/)の音は、発声方法の違いによって などいくつか種類がありますが、これらは「ん」の音の後に続く子音の種類によって互いに重複しないように、すなわち相補的に使い分けられています。なので、 は、「ん」(/N/)の条件異音と言うわけです。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月19日 / 最終更新日時 : 2021年11月9日 篠崎大司 し

所動詞(しょどうし)★

受け身にならない動詞のこと。​三上章(みかみあきら)提唱。​ 所動詞の例としては「ある」「見える」「消える」「泳げる」「わかる」等があります。さらに、この区別と自動詞・他動詞との関係を示すと以下のようになります。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月11日 / 最終更新日時 : 2022年2月20日 篠崎大司 し

主語廃止論(しゅごはいしろん)★

三上章(みかみあきら)が提唱。「ハ」は文末まで働くが(この機能を主題と言う。)「ガ」は用言の語幹までしか働かない(この機能を主格と言う。)という、機能上大きな違いがあるのであって、両者を「主語」を表わす助詞として一括するのは、西洋文法を無批判に取り入れた結果であると痛烈に批判​した。​ 三上章の主語廃止論は、これまで「主語」という括りで「ハ」と「ガ」を同一視していたものを、「主題」(文全体のレベル)と「主格」(命題レベル)という2つの異なる次元のものであるということを明確にした点で、日本語の文法(統語論)⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月11日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 篠崎大司 し

主語プロトタイプ論(しゅごぷろとたいぷろん)★

柴谷方良(しばたにまさよし)提唱。三上章とある程度同調しながらも、独自の論を展開。柴谷は、一定の統語特性があるものを日本語の主語としてその存在を認めつつ、その中にも「典型的な主語・主語らしくない主語・主語のような非主語」(柴谷(1985)p.10)と、ある程度段階があると主張​した​。 彼が示した統語特性は8つありますが、そのうち主な3つ​を挙げると以下の通りです。 日本語の主語の統語特性 1.格助詞「が」で示される。 2.基本語順で文頭に起こる。 3.尊敬語化を引き起こす。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月11日 / 最終更新日時 : 2021年4月8日 篠崎大司 し

瞬間動詞(しゅんかんどうし)★

瞬間的な動作や変化を表わす動詞。「テイル」の形が動作の結果の状態を表わす。​金田一(1976)が分類した4種の動詞の一つ。 金田一(1976)は、日本語の動詞を状態動詞、継続動詞、瞬間動詞、第四種動詞の4種に分類しました。 そのうち、継続的な動作を表す継続動詞と瞬間的動作を表す瞬間動詞は、「~ている」の形にした際に、それぞれ異なった状況を表します。 (1)継続動詞:「~ている」にすると、動作の進行を表す。 例:走る、話す、書く、読む (2)瞬間動詞:「~ている」にすると、結果の状態を表​わ​す。 例:死⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年3月8日 / 最終更新日時 : 2017年3月8日 篠崎大司 し

授受表現(じゅじゅひょうげん)

「あげる」「もらう」「くれる」といった物の​授受を表す表現や「てあげる」「てもらう」といった行為​の授受​を表す表現。​やりもらい表現。​ 基本的な授受動詞として 「あげる​」​「もらう」「くれる​」​「やる」「さしあげる」「いただく」「くださる」 が挙げられます。これらは同じ行為でも話し手の視点によって使い方が変わるため、指導に注意が必要です。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年3月7日 / 最終更新日時 : 2021年2月12日 篠崎大司 し

恣意性(しいせい)★

言語が指し示すもの(所記、シニフィエ、記号内容)とそれを示す言語記号(能記、シニフィアン、記号表現)の間には必然的な結びつきはないこと。これを言語の恣意性という。 例えば 日本語でワンワンと鳴く動物を「犬」と発音するのは、言語学的に何か特別な理由があるわけではなく、昔からそのように呼んできたから「犬」と呼んでいるにすぎません。実際、日本語以外の言語ではそれぞれ別の呼び方をしています。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年3月7日 / 最終更新日時 : 2017年3月7日 篠崎大司 し

畳語(じょうご)

同じ音を繰り返して表現する​語彙。 ​日本語では、「人々」「山々」などがこれに当たります。 また、インドネシア語は、特徴として同じ音を繰り返す単語がいくつも見られます。 ​例えば orang(人) → orang-orang(人々、いろいろな人) sama(同じ) → sama-sama(お互いさま、どういたしまして) jalan(道、通り) → jalan-jalan(散歩) などがあります。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年3月9日 igarashi し

信頼性(しんらいせい)

テストの結果がどのくらい安定したものであるかの度合い。テストの結果が常に同様のものであるかということの度合い。 例えば、30人のクラスで文法の実力テストをしたとします。1番がAさんで最下位がBさんだったとします。翌日、同レベルで別のテストをしてみると、1番がBさんで最下位がAさんでした。 このとき、1日で学力に激しい変動があったとは考えられませんから、「あのテストは何だったのか。」「本当にテストの結果を信じていいのか。」ということになるでしょう。つまり、信頼性が低いということになるわけです。 特に、問題数⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2021年5月10日 igarashi し

新方言(しんほうげん)★

若い世代を中心にして広がっている新しい言葉遣いで、話し手自身あるいはその地域でも方言扱いされている言葉。 例えば、「~チガカッタ(違っていたの意)」や「~ミタク(みたいにの意)などがこれに当たります。 通常、方言は地域差に基づく言語差ですが、この新方言は世代差に基づく言語差(特に若者言葉)である点が特徴です。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2021年6月10日 igarashi し

診断的評価(しんだんてきひょうか)★

教育評価の一つ。コース開始前に行うもので、学習者のコース開始前の日本語力の把握、教育内容や最終目標の設定(クラス分け)の判断資料を目的として行うもの。 日本語教育では、例えばプレイスメントテストなどがこれにあたります。 その他、日本語教育では「形成的評価」、「総括的評価」も行われています。ポイントはその実施時期と実施目的です。しっかり押さえておきましょう。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2021年3月16日 igarashi し

新情報(しんじょうほう)★

話し手と聞き手の情報のやりとりの中で新たに提示された情報のこと。「未知」ともいう。 例えば、下の例を見てください。 (1)昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯 に行きました。 この時、はじめの「おじいさんとおばあさん」は、初めて出てきた情報なので新情報となります。一方、その後に出てきた「おじいさん」、「おばあさん」は既に出た情報なので旧情報となります。 日本語では、新情報は格助詞「が」で示し、旧情報は助詞「は」で示すという性質があります。「は」⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年1月16日 igarashi し

新字体(しんじたい)

当用漢字表制定(1946年)以降、日本で使用されている漢字の字体のこと。 従来の漢字(いわゆる旧字体)は、画数の多いものが多かったため(例:「體」、「國」)、手書きの際には略字がよく使われていました。その略字を正式な字体として認めたのがこの新字体です。 ただし、表外字については旧来の字体(旧字体)が正式なものとされています。(例:「欅」) この新字体は日本独特の字体であるため、漢字圏学習者であっても正しくかけないことがよくあります。指導する際には注意が必要です。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年3月9日 igarashi し

シラブル

syllable。前後に切れ目があって、ひとかたまりになった、発音可能な音の最小の単位。音節。 シラブル(音節)は、「カ(ka)」のように母音で終わる開音節と「カン(kan)」のように子音で終わる閉音節があります。日本語の音節の大半は開音節です。 シラブル(音節)とよく似た単位にモーラ(拍)があります。両者の顕著な違いは、特殊拍を数えるか否かにあります。 モーラ(拍)では、特殊拍も1単位として数えますが、シラブル(音節)では直前の音声に組み入れるため1単位として数えません。下の例を見てください。 「こだ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年1月16日 igarashi し

女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約 (じょしにたいするあらゆるけいたいのさべつのてっぱいにかんするじょうやく)

男女の完全な平等の達成、女子に対するあらゆる差別を撤廃することを基本理念として、1979年、第34回国連総会において採択された。日本は、1985年に批准した。 採択の経緯及び全文等、本条約に関する情報については、下記サイトを参照してください。 外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/josi/ ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年3月9日 igarashi し

助詞(じょし)

品詞の一種。付属語のうち語形変化をしないもの。 日本語の助詞(特に格助詞)は、文の骨格に関わる非常に重要な品詞で、それだけに指導項目としても極めて重要なものの一つです。 日本語の助詞は下記のように分類されます。(分類の仕方には諸説ありますが、ここでは一般的な分類を掲げます。) 格助詞:名詞と述語の関係を示す。(例)が、を、に、で、へ、と、から、の(注1)… 取り立て助詞:名詞を際立たせる。(例)は、さえ、も、すら、だけ、まで、しか、… 準体助詞:名詞と同等の働きをする。(例)の「それは私のです。」(注⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2018年6月14日 igarashi し

常用漢字(じょうようかんじ)

日常生活で必要とされる漢字のことで、2010年告示された2136字のこと。 日本語能力試験N1の漢字が2000字レベルなので、ほぼこの常用漢字に相当します。 常用漢字については、下記サイトをご参照ください。 「常用漢字表」(平成22年内閣告示第2号) http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/pdf/joyokanjihyo_20101130.pdf ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年1月16日 igarashi し

条件異音(じょうけんいおん)

異音のうち、ある条件の下で相補的に使い分けられているもの。 日本語の音で条件異音の代表的なものは撥音、いわゆる「ん」の音です。 この「ん」は音素レベル(音の違いが意味の違いに関わる音の区別)では、/N/の1つですが、単音レベル(発声方法の違いによる区別)では、、、などいくつか種類があり、しかも一定のルールの下で使い分けられています。詳しくは、「撥音」の欄を参照してください。 また、異音にはこの他、使い分けのルールがない自由異音があります。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2022年2月8日 igarashi し

情意ストラテジー(じょういすとらてじー)

外国語学習ストラテジーにおける間接ストラテジーの一つで、言語学習中の学習者自身の情意的側面をコントロールするために行う様々な方略のこと。 レベッカL.オックスフォードは、情意ストラテジーの具体的方略として以下の3つをあげています。 (1)自分の不安を軽くする。 例えば、リラックスするために音楽を聴く。 (2)自分を勇気づける。 例えば、テストでいい点取ったとき自分を褒める。 (3)自分の感情をきちんと把握する。 例えば、学習日記をつける。 情意ストラテジーをはじめとした言語学習ストラテジーの体系については⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2021年7月23日 igarashi し

受動文(じゅどうぶん)★

ヴォイス(態)の一種。動詞の受け身(形)(例:「書く」→「書かれる」、「食べる」→「食べられる」)を用いながら、ある事態について行為の受け手に焦点を当てて表した文。「受け身文」とも言う。 動詞の受け身(形)の作り方は、以下の通りです。 ルール 五段動詞 (1グループ)  「-u」→「-areru」 例:「書く(kak-u)」→「書かれる(kak-areru)」  一段動詞 (2グループ)  「-ru」→「-rareru」 例:「食べる(tabe-ru)」→「食べられる(tabe-rarer⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 igarashi し

主格(しゅかく)★

文中で述語(多くは動詞)の主体を表す格成分。(「格」参照。) ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2021年8月5日 igarashi し

集団基準準拠テスト(しゅうだんきじゅんじゅんきょてすと)★

ある集団における個人間の相対的な学力差の測定を目指したテスト。集団基準テスト、基準準拠テスト、NRT(norm-referenced test)とも呼ばれる。 例えば、入学試験といった選抜試験などはこのテストに含まれます。 なお、集団基準準拠テストとよく比べられるものに目標基準準拠テスト(CRT)があります。石田敏子『入門 日本語テスト法』(p.27)では、両者の違いを以下の表にまとめています。 NRT CRT 目的 集団内における個人の相対的位置づけ。 目標が達成されたか否かの判断。 指導上⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年1月16日 igarashi し

社会的ストラテジー(しゃかいてきすとらてじー)

外国語学習ストラテジーにおける間接ストラテジーの一つで、学習者が学習効果を高めるために他の学習者とのコミュニケーションを図る様々な方略のこと。 レベッカL.オックスフォードは、社会的ストラテジーの具体的方略として以下の3つをあげています。 (1)質問をする。 例えば、分からないことについて相手に説明してもらう。 (2)他の人々と協力する。 例えば、学習者同士で協力して勉強する。 (3)他の人々へ感情移入をする。 例えば、文化に関する学習によって相手文化に感情移入し、その人と文化とのかかわりを理解する。 社⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2021年7月28日 igarashi し

社会言語能力(しゃかいげんごのうりょく)★

TPOに応じて言語を適切に理解し、使用するための能力。 TPOには、性差、地域差、階級差、社会的役割などが含まれます。そのような言語以外の周辺的状況を勘案しながら、より適切に言語を理解したり使用したりする能力のことを社会言語能力といいます。 1970年代、それまで主流だった理論中心の言語学への批判から、社会言語学や語用論、談話分析など、言語の持つ社会的側面の研究が盛んになされるようになりました。 そういった流れの中で、社会言語学者ハイムズの影響を強く受けていたカナルとスウェイン(Canale and Sw⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年1月16日 igarashi し

自文化(じぶんか)

その人が既に習得し、もっとも慣れ親しんでいる文化。 日本人にとっては日本文化が自文化となるわけです。それ以外の文化は異文化です。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年1月16日 igarashi し

児童の権利に関する条約(じどうのけんりにかんするじょうやく)

18歳未満のすべての人の保護と基本的人権の尊重を促進することを目的として、1989年、国連総会で採択されたもの。日本は、1990年にこの条約に署名、1994年に批准し、158番目の締約国となった。 特に近年は、入国児童に対する日本語教育の必要性が強く叫ばれているようになっています。その意味からも、押さえておきたい条約の一つです。 採択の経緯及び全文等、本条約に関する情報については、下記サイトを参照してください。 外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/ ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2021年9月24日 igarashi し

私的自己(してきじこ)★

人格構造のうち、他人に知らせたい自分の部分。 D.C.バーンランドは、私的自己を以下のように説明しています。 他人にコミュニケーションできる可能性のある分野であるが、通常ないしそうたびたびは他人に知らせることはない。人それぞれにやや異なった内容から成っている。これは過去の経験であったり、自分や他人に対する気持とか、潜在的な恐れや個人的な欲求など、つまり、自分がすでに知っているか、知ろうと思えば知ることのできるものである。しかしこの種のことは、相手に知らせる必要性がよほど大きいか、相手をよほど信頼している場⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年3月9日 igarashi し

舌の高さ(したのたかさ)

母音を発声する際の、盛り上る舌の高さの度合い。 日本語の母音(標準語)の音声的特徴は以下の通りです。「唇のまるめ」「盛り上る舌の位置」「盛り上る舌の高さ」という3点の観点によって特徴付けられます。   唇のまるめ 盛り上る舌の位置 盛り上る舌の高さ (口の開き) ア 非円唇 - 低(広)母音 イ 非円唇 前舌 高(狭)母音 ウ 非円唇 後舌 高(狭)母音 エ 非円唇 前舌 中母音 オ 円唇 後舌 中母音 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2024年12月23日 igarashi し

JIS第一水準漢字(じすだいいちすいじゅんかんじ)

日本工業規格(JIS)で規定されている漢字コード(JIS X 0208)のうち、比較的使用頻度が高いものとして設定された2965字のこと。 この漢字コードの正式名称は、「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合」と言います。これには第2水準漢字も含まれています。 この漢字コード(JIS X 0208)は、1978年に規定され、その後、3度改定されています。最新のものは1997年度版です。 JIS漢字コードでは、すべての文字に「区点番号」と呼ばれる番号が振られており、そのうち16区から47区ま⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年1月16日 igarashi し

時制(じせい)

「テンス」参照。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2021年2月21日 igarashi し

使役文(しえきぶん)★

使役文(しえきぶん) ヴォイス(態)の一種。動詞の使役(形)(例:「書く」→「書かせる」、「食べる」→「食べさせる」)を用いながら、主語が第三者に対してある事態が起こるように仕向けることを表した文。 動詞の使役(形)の作り方は、以下の通りです。長形と短形があるので、注意が必要です。 ルール 五段動詞 (1グループ)  「-u」→「-aseru」(長形) 例:「書く(kak-u)」→「書かせる(kak-aseru)」 「-u」→「-asu」(短形) 例:「書く(kak-u)」→「書かす(kak-⇒ 続きを読む | Share it now!

お問い合わせ お気軽にお問い合わせください。

通信講座「篠研の日本語教育能力検定試験対策」

日本語教育能力検定試験対策セミナー動画

篠研サロン-教育実践部-

日本語の教え方セミナー動画

日本語講師のためのお悩み解決QAバンク 篠研の「教えて!篠崎先生っ!」

個別コンサルティング

JLPT 日本語能力試験 N1合格のためのオンライン教材『篠研の上級日本語』文法コース・聴解コース

来日直後の初級~初中級学習者向け日本事情教材『日本総論Ⅰ』

マイベストプロ大分

私も執筆に参加しています

日本語教育能力検定試験に合格するための用語集
book2
日本語教育能力検定試験 合格するための問題集
book1

グループサイト

日本語教師リンク集
だから日本語教師はやめられない
篠研の日本語能力試験N1対策文法
  • トップページ
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記
  • 著作権、および免責事項
  • リンクについて
  • お問い合わせフォーム

株式会社篠研

プロフ写真2024

代表取締役
篠﨑大司(SHINOZAKI DAISHI)

プロフィール

東北大学教育学部、広島大学大学院日本語教育学研究科(教育学修士)。日本語学校専任講師を経て、2000年より別府大学文学部に在職し、現在同教授。2018年12月、株式会社篠研を起業。2025年、登録日本語教員資格取得。1971年愛媛県出身。大分県別府市在住。趣味は剣道(六段)、別府温泉巡り(別府八湯温泉道名人を3度取得)。専門は日本語教育学、特にeラーニング、ブレンディッドラーニング(eラーニングと対面式授業を融合した授業スタイル)による授業実践研究。

 大学では、留学生に対する上級日本語科目、日本語教員養成科目では日本語教育概論、日本語教育教材論、日本語教育実習指導、日本語教育能力検定試験対策等を担当。

連絡先

〒874-0849
大分県別府市扇山1組3-4
WINDOM扇山307号室
tel:080-9103-8674

営業日:平日9:00-18:00
休業日:土・日・祝日

Copyright © 株式会社篠研 All Rights Reserved.

MENU
  • トップページ
  • 日本語を学びたい
    • 日本に留学した皆さんへ
    • WEBで学ぶ通信講座 「篠研の日本語能力試験N1対策」
    • 来日直後の初級~初中級学習者向け日本事情教材『日本総論Ⅰ』
  • 日本語教師になりたい
    • メッセージ
    • 日本語教員試験合否診断テスト
    • WEBで学ぶ通信講座「篠研の国家資格日本語教員試験対策」
    • 篠研の「圧巻!日本語教育能力検定試験対策セミナー動画」シリーズ
    • 国家資格日本語教員試験・日本語教育能力検定試験 模擬問題集2024年度版
    • 篠研の国家資格日本語教員試験対策 キーワード 一問一答 2024年度版
    • 日本語教師のためのお悩み解決QAバンク 篠研の「教えて!篠崎先生っ!」
    • 個別コンサルティングのご案内
    • 国家資格日本語教員試験 キーワード解説
    • 無料メルマガ「篠研の国家資格日本語教員試験対策」
    • ブログ「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
    • 【篠研アンバサダー】制度
  • 日本語教師の方
    • 篠研サロン-教育実践部-
    • 篠研の「日本語の教え方セミナー動画」シリーズ
    • 日本語教師のためのお悩み解決QAバンク 篠研の「教えて!篠崎先生っ!」
    • 個別コンサルティングのご案内
    • 日本語教師授業力アップ年間プログラム説明会
    • 無料メルマガ「篠研の“日々成長する教師”」
    • ブログ「篠研の“日々成長する教師”」
    • 来日直後の初級~初中級学習者向け日本事情教材『日本総論Ⅰ』
    • 日本語の教え方-小ネタ集
    • 中級読解のツボ
  • 3000以上もの利用者様の声
    • 新利用者の声
    • 利用者様の声(0~300)
    • 利用者様の声(301~600)
    • 利用者様の声(601~900)
    • 利用者様の声(901~1200)
    • 利用者様の声(1201~1500)
    • 利用者様の声(1501~1800)
    • 利用者様の声(1801~2100)
    • 利用者様の声(2101~2400)
    • 利用者様の声(2401~2700)
    • 利用者様の声(2701~3000)
    • 利用者様の声(3001~3300)
    • 利用者様の声(3301~3600)
    • 利用者様の声(3601~3900)
    • 「日本語教員試験・日本語教育能力検定試験」合格者の声Ⅰ
    • 「日本語教員試験・日本語教育能力検定試験」合格者の声Ⅱ
  • 篠研ならびに篠崎大司について
    • 会社概要
    • クレド(我が信条)
    • 篠崎大司のプロフィール
    • 私の日本語教師物語
      • 学部のころ
      • 大学院のころ
    • 著書・コラム
    • 講演実績
    • 業績一覧
    • 学会発表
  • 優良求人情報