「~なければなりません」(口慣らし練習)(初級)

レベル:初級
活動内容:口慣らし練習
準備物:特になし

授業活動

(「~なければなりません」の最初の導入が終わったあとで)
T :日本語を勉強しなければなりません。どうぞ。
S :日本語を勉強しなければなりまsん。(ソロ)
(Tはおもむろに「『sん』ではなく、『せん』といわなければなりません。」と板書する。)
T :「sん」ではなく、「せん」といわなければなりません。どうぞ。
S :「sん」ではなく、「せん」といわなければなりません。(コーラス)
(その後、ソロで言わせながら発音チェックを行う。)

ポイント

この「~なければなりません」は、これ自体初級の学習者には言いにくい表現であるだけでなく、特に中国からの学習者の中には、どうしても「sん」 (「せ」の[e]を発音しない。)と言ってしまう、ちょっと気になる文型です。

そんなの時こそ、この例文を使いましょう。あまり神経質な雰囲気ではなく、コミカルに授業を進めると、学習者もノッテきます。(私の場合、例文を読むとき、ちょっと口の動きをオーバーにしたりします。)

じゃ、学習者が韓国人や他の国の学習者だったら?いろいろ楽しい例文を考えてみてください。