「日本語教育の方向性を考えると、今回のセミナーはとても有意義なものでした。」

篠崎大司セミナー
「クラスの学生全員が15回の授業で原稿用紙50枚書き切った!中級作文指導の方法と添削の基本」

にご参加いただいたS.K様より超長文のご感想を頂戴いたしましたのでご紹介いたします。

S.K様、セミナーご参加並びにご感想をありがとうございました。

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昨年10月から初中級を初めて担当しました。

作文指導はガイドや教材、そして先輩の先生から直接教えていただきながら進めてきました。
でも、前作業、本作業、後作業の不十分さが今回のセミナーでよくわかりました。

前作業では、学生の経験などを思い起こさせ課題と結びつけるのですが、作文の内容によっては不十分だったこと。
作文を書くにあたっての形式(段落と言うか定型と言うか・・・)の説明など、中途半端だったこと。
何よりも添削・清書作業などの後作業は1回のみでその後は担任の先生任せの上に、最終的に出来上がった成果物を見ていませんでした。

ポートフォリオとして個人のファイルに収納してあると思うので確認することが大事だと思いました。

作文にルーブリック?と思いました。でも、学生が自分の作文に何が足りないかを確認できるし、教師もルーブリックと照合することによって、

他の要因の影響を受けることなく評価できると思いました。

私は非常勤講師で、担任の先生の意向もあると思うので、ポートフォリオやルーブリックの活用など話し合わなければなりませんが、日本語教育の方向性を考えると、今回のセミナーはとても有意義なものでした。

昨年1月よりずっとこのセミナーを受講してきました。受講の動機は一言で言えば、「できる日本語教師になりたい」でした。

ひとりコツコツ積み上げていく自信はありましたが、客観的に今どう?と不安に思うことも多々ありました。

でも、このセミナーを受講して、まだまだこれから実践を積み上げていくわけですが、基礎というかコツというか、何とかなると思えるようになりました。

どうしたらいいか迷った時はまた受講させていただきたいです。今後、どんなセミナーがあるか楽しみです。

1年間本当にありがとうございました。

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> 日本語教育の方向性を考えると、今回のセミナーはとても有意義なものでした。

ありがとうございます(^_^)

今後は、Can doに沿ったカリキュラムと指導法、そして、ルーブリックを活用した評価にどんどん変わっていきます。

作文活動においても、こうした方向性に沿った指導法に切り替えていかなければなりません。

そのあたりのことがご理解いただけたようで、私としても嬉しい限りです。

> 基礎というかコツというか、何とかなると思えるようになりました。

よかったです(^_^)

S.K様もこの1年で、ものすごく成長なさったと思います。

> 1年間本当にありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

引き続きよろしくお願いいたします。