オンライン授業で失敗しないためのPC環境チェックポイント5選。
先週の土曜日、「パワーポイントの使い方セミナー」 を実施しました。 その時、とっても気になったことが1つ。 それは、参加者の中の何人かの方のPCのバージョンが かなり古いということ。 そのため、画面のレイアウトが違うとか、そもそも PCの動作が遅いとかで、かなりご苦労なさっていました。 今までは、多少古くても特に問題なかったものが、 急にオンライン授業になって、PCが活動のメインに なり、 古さ・動作の遅さが一気に表面化したのだと思われ ます。 当面は、オンライン授業がメインになりますし、 コロナ終息後も⇒ 続きを読む | Share it now!
「実習生、『メシ、食った?』も分らんぞ!」というクレームへの 対処法。
1か月の「講習」を受けた後、 実習生は各監理団体を通じて さまざまな職場で実習をするわけですが、 そこで受け入れた監理団体や実習先から いろいろなフィードバックを受けます。 そんな中で少なからずあるのが 「1か月も日本語の講習を受けたのに 全然日本語が通じないよ」 という内容のクレーム。 たとえば、 「『メシ、食った?」なんて簡単な言葉すら 分からないじゃないか!」 というようなクレームが来るわけです。 この時、どのように対処するのか。 小心者の私であれば 「大変申し訳ありません。以後カリキュラムと 指導⇒ 続きを読む | Share it now!
八階建てのビルを建てるのに、資金が足りなかったらどうするか。
2年前、私が剣道六段の昇段審査を受けることに したことを、道場の先生に話した時の話。 ちなみに、私は六段の昇段審査、一発で合格 しました(^_^)v その話を70歳過ぎの剣道の先生にしたときに、 「なるほどなぁ。」 と感銘を受けた話をしていただきました。 それは、単に剣道だけではなく、仕事にも 人生にも言える、とても含蓄のある話でした ので、 ここで皆様にシェアします。 以下、の先生の言葉をほぼ再現。 ===================== 篠崎さん、例えば八階建てのビルを建てると しま⇒ 続きを読む | Share it now!
検定試験試験IIIで得点できない本当の理由。
検定試験受験予定の方の中には、 「私、まだ現場に立ったことがないから 試験IIIが苦手。 どうしても点が取れない。」 という方がいらっしゃいます。 実は、その認識は間違っています。 いわゆる「誤った原因帰属」ってやつですね。 確かに、試験IIIではより現場に直結した問題が 出てきます。 授業実施問題などはその典型ですね。 そういう問題を見て、実際に得点できないと、 「私、まだ現場に立ったことがないから 試験IIIが苦手。 どうしても点が取れない。」 と、どうしても思いたくなる。 ですが、その一方で、 試験⇒ 続きを読む | Share it now!
たった3か月の勉強で、教師慣れした学習者に「先生」と呼ばせよ うと考えることの愚。
結論から先に申し上げますと、 日本語教師の勉強をゼロから始めて3か月で 検定試験に合格するのは ごくごくまれな例外を除いてほぼ不可能ですし、 にわか仕込みの知識と、15分~20分の模擬授業 経験で日本語教師として教壇に立っても、 ▼初級から上級までさまざまなレベル、 ▼読む・書く・話す・聞く、さまざまな技能別、 ▼留学生から家族滞在までさまざまな学習者タイ プ、 ▼生活日本語から試験対策までさまざまなニーズ、 にあった授業を受け持つのはかなり厳しいでしょう。 (というか、授業イメージすらわかないのでは。)⇒ 続きを読む | Share it now!
急いては事を仕損じる-イソップ童話「ガチョウと金の卵」より
童話というのは、誰にでも理解できるシンプルな ストーリーでありながら、 森羅万象の原理原則、物事の本質を見事に言い当 てる、素晴らしい芸術作品だとつくづく思います。 今回も、そんな珠玉の童話を1つ。 イソップ童話の中にある「ガチョウと金の卵」と いう話です。 以下。 なお、出典はこちら。 イソップ物語「ガチョウと黄金の卵」の教訓 https://selfcoaching.3x3career.com/advisor/characteristic/thegoose-and-thegoldenegg/ ====⇒ 続きを読む | Share it now!
志の違いが何を生むか-「3人のレンガ職人」
イソップ童話に「3人のレンガ職人」という話が あります。 以下。 ======================== 世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を 歩いていると、 一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。 旅人はその男のそばに立ち止まって、 「ここでいったい何をしているのですか?」 と尋ねた。 「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まって いるだろ。 朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけな いのさ。 あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、 風の強⇒ 続きを読む | Share it now!
組織に寄らず己の腕一本で稼げなければ「働き方改革」などありえ ない。
つい少し前まで、「働き方改革」が声高に 叫ばれ、 今回のコロナ騒動でこのフレーズこそ 身を潜めてはいるものの、 逆に、本格的な働き方のパラダイムシフトが 急速に進んでいるように思います。 しかし、その一方で、100%組織に依存して いる限り、 自分の欲求に合った働き方を獲得するのは、 不可能ではないか。 と私は考えます。 自分には自分の都合があるのと同じように、 組織にも組織の都合というものがあるわけで、 相互の妥協点を探りあうわけですが、 最後の最後に事業主から 「これ以上の条件は出せん。いやならやめろ⇒ 続きを読む | Share it now!
具体的事象を抽象思考に昇華すれば、一気に応用力が身につく。
ZOOMの使い方セミナーにご参加いただいたI.K様より 嬉しいお便りが届きましたので、ご紹介いたします。 I.K様、お便りありがとうございました。 (ちゃんと届きましたよ(^_^)) ========================= 篠崎先生 いつもお世話になっております。 今日はご報告を兼ねてお礼を述べたくてメール させていただきます。 オンライン授業、デビューしました! 思えば、3月頃、募集されているセミナーがオン ラインになり、 私にはそこに参加するスキルも設備もないし、 ましてや自分でオンライン⇒ 続きを読む | Share it now!
スクリプトスキーマの何たるかは、すべて天下一品ラーメンが教え てくれた。
「スクリプト」と言えば、多くの方は 「聴解教材の音声を文字化したもの」 を思い浮かべると思いますが、 「言語と心理」の分野では、 「互いに関連するスキーマを時間軸に沿って 並べた既有知識の塊」 つまり、既有知識の塊であるスキーマに 時間軸を加えたものを指して言います。 これも、検定試験にはちょこちょこ出題 されますので、覚えておくといいでしょう。 例えば、レストランで、 入 店 ↓ 注 文 ↓ 食 事 ↓ 支払い ↓ 退 店 といった一連の流れに関する知識 などが、スクリプトに当たります。 日本で日本語を⇒ 続きを読む | Share it now!
「ピンチはチャンス」を実現するために必要な、たった1つのこと。
新型コロナウィルスがメディアを騒がし始めた 1月・2月ごろは、 セミナーの参加者を募集しても、なかなか集まり ませんでした。 3月になると、コロナの報道もさらに激しくなり、 対面セミナーのリスクがかなり高くなったと感じた ため、 先3か月のセミナーをすべてオンラインに切り替え ました。 ですが、その時点ではまだ多くの方にとって、オン ラインセミナーやZOOMというものが、それほど浸透 していなかったためか、 3月に入っても、セミナーの申し込みは正直芳しく ありませんでした。 実際、本メルマガ読者の方から ⇒ 続きを読む | Share it now!
「時は金なり」ではなく「時は命そのもの」。
私が大学生だった時、1年だけ英会話スクールに 通っていた時期があります。 その英会話スクールでは、1レッスンに3人から 5人くらいで ネイティブの先生について、その時その時の タスクをこなしていくというスタイルでした。 ある時、(私を含めて受講生3名、先生はオース トラリアの若い女性の先生。) レッスンはフリートークで 「Time is money」についてどう考えるか というお題で話し合いました。 その時にほかの受講生の人は、 「まさにその通りだ、時間はお金に匹敵する くらい大事なものだ」 というような⇒ 続きを読む | Share it now!
もしも赤ちゃんがよちよち歩きしかできないからといって歩くのを 諦めたら。
もしも赤ちゃんがよちよち歩きの時に、 すたすた歩く周りの大人を見て、 「どうして自分は周りの大人のように すたすた歩けないんだろう。 自分がすたすた歩く姿なんてとても 想像できない。 自分には、すたすた歩く才能がないんだ。」 そう言って歩くことを諦めたら その赤ちゃんはどうなるでしょうか。 おそらく、歩くのに必要な筋肉やバランス 感覚が身につかず、 文字通り歩けなくなってしまうでしょう。 もし本当にそんな赤ちゃんがいたら、 誰しも 「何そんなところで諦めてんの! 四の五の言わずに歩いてれば、 そのうち勝手⇒ 続きを読む | Share it now!
日々成長の行く手を阻む「やる気半減の法則」。
本メルマガを通じて読者の皆様に 「日々成長」 することの大切さを、私自身の日々の 活動記録 すなわち、私篠崎自身の紆余曲折、 試行錯誤な日々の成長を赤裸々かつ リアルタイムでお届けしながら、 その臨場感と合わせてお伝えしているわけ ですが、 その日々成長の行く手を阻む、 意識して抗しなければ、あっという間に 凡な日常に流されてしまい、 成長はおろか、 ▼退化 ▼劣化 ▼退廃 ▼衰勢 ▼悪化 ▼低下 ▼衰弱 ▼転落 へと、人を否応なく陥れる「悪の法則」 があります。 それが、「やる気半減の法則」です。 やる⇒ 続きを読む | Share it now!
自己投資をケチる教師に学習者が投資しようはずがない。
一人前の日本語教師になりたいと強く思う のなら、 まずはしっかり自己投資をして必要な知識と スキルを身につける。 そして、それを学習者の前でしっかり発揮する。 その結果、学習者から信用され、自身も日本語 教師として自信がつき、収入もついてくる。 当たり前のことであるはずなのですが、 「日本語教師としてある程度収入が得られたら、 それを元手に自己投資をしよう。」 と考えている人が、なんと多いことか。 残念ながら、そういう方は日本語教師には 向きません。 学習者も、そんな教師について行こうとは 思わないでしょ⇒ 続きを読む | Share it now!
うまくいかなかった時は、まず●●に目を向ける。
前回からの続き。 心優しい爺さんも、意地悪爺さんも、とった行動は まったく同じ。 同じ枯れ木に登り、同じ殿様の前で、同じ臼の灰を 撒いた。 実は、この話、このシーンに限ったことではありま せん。 ポチに促されて地面を掘ったときも、 臼を杵で突いたときも、 心優しいお爺さんのときは、宝物がザクザク出て、 意地悪爺さんのときは、がらくたばかり。 結果は全く違うのです。 その差は何でしょうか。 もうお分かりですよね。 そもそものマインドが両者ではまったく違うの です。 一言で言えば、 心優しいお爺さんは「利他主⇒ 続きを読む | Share it now!
いい結果を残すための極意は、全て花咲か爺さんが教えてくれた。
ここ2回続いた寓話シリーズ。 寓話というのは、本当に深めれば深めるほど この世の中でよりよく生きるためのエッセンス を見つけることができます。 今回は、「花咲か爺さん」。 特に後半は、示唆に富むものがあります。 意地悪爺さんに臼を燃やされ、仕方なく その灰を家に持って帰った心優しい爺さん。 ところが、庭に置いていたその灰が、風で パーっと散ったかと思うと、 灰を被った庭の枯れ木に次々と梅や桜の花が 咲き始めた。 「なんと!まだ冬だというのに、まるで 春のような美しい景色だ。 これはおもしろい。ならば方々の⇒ 続きを読む | Share it now!
去年のクリスマスにシンガポールに行っておいてよかったと思う今。
去年のクリスマスに、私は思い立ってシンガポールに 行ってきました。 完全に観光です(^_^)v 実は、ここ数年、 「年に1回ぐらいは海外に行って、視野を広げねば。」 と思い、夏のお盆休みの翌週に(←ここ、意外とミソ(^_^)) 2018年はタイのバンコクに、その前年は ベトナムのハノイに、 現地の篠研会員様のアテンドで日本語教育 機関の視察をしてきました。 アテンドしていただいた会員の皆様、その節は 本当にお世話になりました。 海外に行って、現地の生活や日本語の授業を見ると、 「なるほどなぁ。」 「いろい⇒ 続きを読む | Share it now!
自分の斧(=知識・スキル)を研いでいるか。
旅人が山道を歩いていると、斧で木を切って いる一人の木こりに出会った。 見ると、木こりが使っている斧はとても錆び ついていて、 何度も何度も打ち下ろさなければ、なかなか 木は切れなかった。 それでも木こりは手を止めず、汗だくになりながら ずっとその斧で木を切っていた。 見るに見かねた旅人は、その木こりにこう言った。 「その斧、ずいぶん錆びついているじゃないか。 それじゃ、なかなか切れないよ。 一度手を止めて、斧を研いだらどうだ。 そうすれば、もっと楽に速く木を切ることが できるだろう。」 それを聞いた木こ⇒ 続きを読む | Share it now!
できるから行動するのではなく行動するからできるようになるのだ。
世の中には、 「私、●●できないから。」 といって、仕事を避けようとする人がいます。 例えば、 「私、パソコンできないから。」 といって、ワードやエクセルでの文書作成を 避けたり、 「私、パワーポイントできないから。」 といって、パワーポイントでのスライド作成を 頑なに拒んだり。 で、そういう人に限って、パソコンが使えたり パワーポイントが使えたりする人に対して、 「いいわね、●●さんはパソコンが使えて。」とか、 「羨ましいわ、●●さんはパワーポイントが使えて。」 などというのですが、 別にパソコンが使え⇒ 続きを読む | Share it now!
目標成就のノウハウは、すべて「うさぎとかめ」が教えてくれた。
ネットサーフィンしていたら、すごいサイトを 見つけました。 まんが日本昔ばなし~データベース~ http://nihon.syoukoukai.com/ 「1975年~1994年、TBS系列で放送されたTVアニメ 「まんが日本昔ばなし」の全話総まとめ、全話 あらすじデータベースです。」 「全話」って何話?と思ったら、全1474話。 しかも、TBSの公式サイトかと思ったら、どうやら 個人のブログサイト。 まさか個人で1474話の昔ばなしをすべて文字化 したんでしょうか? だとしたら、途方もない作業量ですね。⇒ 続きを読む | Share it now!
教師の成功、成長の秘訣は舞台裏でどれだけ試行錯誤を積むか。
「ZOOMの使い方セミナー」は、「ZOOMオフ会」 から数えると今回まで9回実施。 皆さん、最初は恐る恐るZOOMのボタンを押して いるのですが、 そのうち慣れてきて、少しずつ作業がスムーズ になっていきました。 また、ある方は、 「ちょっとこの機能を試してみたいんですけど いいですか。」 とか、 「ということは、これをこうすれば、もっと こうなるってことですか。」 と、いろいろと次々に機能を試されるんですね。 もちろん、私は、 「どうぞ、どうぞ。」 と促しました。 こうなるとしめたもので、受講生の方のス⇒ 続きを読む | Share it now!
ローマは1日にしてならず。だから無理せず気長に取り組むべし。
冒頭でもご紹介した 2020年5月2日(土)9:00-16:30 オンライン【今週末実施】 実はカンタン!WEBコースを作ろう! 「実践!Moodleで学習コンテンツ作成オンラインセミナー」 https://www.kanjifumi.jp/moodle_seminor/ このセミナーの最初の1時間半では、私がこれまで 作ってきたWEBコースを5本紹介する予定です。 科研費(国からの研究資金)で作ったものもあれば、 漢検から助成金をいただいて作ったものもあります。 また、他大学の研究者と共同で作ったものも⇒ 続きを読む | Share it now!
「日本語教育、楽しんでますか(^_^)」の科学的根拠。
日本語教育、楽しんでますか(^_^) これは、本メルマガの冒頭でいつも皆さんに 語りかけているフレーズです。 皆さんは、日本語教育、楽しんでますか。 私はもちろん、日々楽しんでいます。 楽しんでいるどころか、日々、日本語教育を通じて 「驚き、感動、納得、共感」 に満ちた体験をし続けています。 今日も、大学の日本語教壇実習を兼ねた留学生向け の日本語授業で、 ZOOMのグループ分け機能であるブレイクアウトセッ ションを使って、 実習生(日本人学生)と留学生をペアに分け、予め 用意しておいた質問用紙を使って、⇒ 続きを読む | Share it now!
オンライン日本語学校にチャレンジしてみる。
本メルマガ読者の方の中には、 「日本語学校が無期限休講になり、 実質雇止めに遭っている。」 という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 中には、これを機に日本語教師から離れようと している方もいらっしゃるかもしれませんね。 ですが、今まで苦労してせっかく身につけた スキルをみすみす手放すのは、とてももったい ないと私は思います。 「何とかならないか。」 そう思っていた矢先、本メルマガ読者の方から、 「今、オンライン日本語学校でレッスンをしています。」 というご連絡をいただきました。 「なるほど!その手が⇒ 続きを読む | Share it now!
日本語学校のオンライン授業を入管は認めるか。
先日の村崎先生のセミナーで、受講生の方から、 「日本語学校でオンライン授業を検討していますが、 こうした授業スタイルを入管は授業時数として 認めるのでしょうか。」 というご質問を頂戴しました。 そこで、私はその場で知り合いの日本語教師 (しかも、とある日本語学校関係の団体の責任者) にメッセンジャーで問い合わせたところ、 「すでに入管から今回のコロナ対策の特例として 認められています。 2月末には、入管に申し入れ、3月から認められ ているところです。」 という回答をいただいたと同時に、 こちらのサイトを紹⇒ 続きを読む | Share it now!
普段から良質な情報に触れるから、思考が広がりアイデアが浮かぶ。
前回のメルマガで、 「できることはいくらでもあるのです。」 と述べました。 とはいえ、今までそういうことを考えて こなかった人が、少し考えたからといって、 アイデアがポンポン出るかというと、 さすがにそれは現実問題として難しい。 思うに、アイデアがたくさん出るという 人は、 もちろん普段から、好奇心を持って物事 に接し、 ああでもない、こうでもないと考え、 そして、即行動、即試行錯誤をして、 常に経験値を高めているからなのですが、 それだけではなく、良質な情報源を持ち、 常に、良質な情報に触れているのも大⇒ 続きを読む | Share it now!
生き残る種は強いものでも知的なものでもなく変化に適応したもの。
『進化論』の著者ダーウィンの言葉に 「生き残る種とは、 最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく 適応したものである。」 という名言があります。 けだし、新型コロナウィルスが猛威を振るう 今の状況を生き残れるのは、 まさに、この急激な変化に適応したものだけ だと言えるのではないか、と強く思う次第。 確かに、メディアを見れば売上を大きく落と して途方に暮れる飲食店が連日報道されてい ます。 確かにそれは事実であり、当事者の方にとっては 死活問題。 今までのやり方を続ければ、店⇒ 続きを読む | Share it now!
情報発信をすると、有益な情報がさらに集まる。
前回、FPと簿記の勉強を始めようとしている ところとお伝えしたところ、 早速、本メルマガ読者のM.A様よりお便りを いただきました。 M.A様、お便りありがとうございました。 ======================= 篠崎先生 いつもお世話になります。今日は日本語教育では ない話題です。 メルマガでFPを学んでいるという記事を読みました。 同じく3級を現在勉強しており、5月の試験を申し 込みました(数日前にコロナで中止という連絡が来 ています。)。 もう探しておられるかもしれませんが、オンライン で⇒ 続きを読む | Share it now!
思考転換、世界認識の書き換えがサクセスストーリーを発動させる。
まだ計画だけで手を付けていないこと、 今の自分がしようと思っていることが 本当にやるべきことなのか調べてみると、 ▼YouTubeチャンネルは、いま子ども相手のエンタメ 系チャンネルが成熟化し、代わって大人相手の学 び系チャンネルが大きく成長し、今後さらに伸びる ことが見込まれている。 ▼まだまだICTに苦手意識を持っている日本語教師が 多い中、勤務校で急速にICTの導入が進んでいるこ とから、ICTスキルを身につけたい教師が増えている。 ▼JLPT-N1の学習コンテンツは、まだ市場にさほど多く なく、特⇒ 続きを読む | Share it now!
この難局を、サクセスストーリーの始まりと捉える。
昨今の新型コロナウィルスの影響で、日本語教育 業界も大変な状況になっています。 我が篠研も、昨年の決算では創業1年目で利益率 19%を叩き出し(額は微々たるものですが)、 さらに、会社を大きくすべく、昨年11月ごろは 「来年は、昨年以上にセミナーを開催するぞ!!」 と意気込んで、半年先まで会場とホテルを抑え、 (オリンピックのこともありましたので、早めに) 会場費もおおかた支払い、いざ告知、いざ集客 と走り始め、 少しずつお申込をいただくようになった矢先、 「新型コロナショック」 で、予定が完全に狂ってし⇒ 続きを読む | Share it now!
「心の芯から震えるような実体験」こそ真の学び-合格報告メール!
先日、本メルマガ読者で、昨年検定対策セミナーに ご参加いただいたN.T様より、超長文の 【検定試験合格報告メール】 を頂戴いたしましたので、ご紹介します。 N.T様、超長文のお便りをありがとうございました。 そして、検定試験合格、おめでとうございます! 今回、この場でご紹介しようと思ったのは、 私が本メルマガで皆様にお伝えしたいこと、 そして、実際にお伝えしていることを、 そのエッセンスを、実体験を交えながら凝縮 した形でまとめていらっしゃる内容だからです。 そして、皆様に、N.T様のメールを今のご自身に⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その13)
前回、皆さんに投げた問い。 「どうしたら、当時の検定試験受験者の悩みに 応えられるサービスを提供できるか、考えてみる。」 やってみましたか。 実は、この問いに対して 「そりゃ、どう考えても無理だ。」 と考えて匙を投げるか、 それとも、 「こうすれば、いいんじゃないか。」 「こう考えれば、いいんじゃないか。」 と、1つでも2つでもアイデアを出すかで その後の人生がまったく変わってきます。 そもそも、「どう考えても」という人に限って 実は何にも考えていないことが本当に多いです。 そして、何より大事なことは、多⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その12)
5~6年かけて作った日本語能力試験N1対策 eラーニングコンテンツのビジネス化に失敗し た私は、失敗した原因を考えました。 インターネットをベースとしたビジネスモデル 自体は、決して悪くない。 当時、この業界では誰も手をつけていなかった eラーニングに目をつけたのも、今後の将来性、 成長性を考えると間違っていない。 しかも、今の若者はネット学習に対して親の 世代ほど心理的ハードルは高くないはず。 では、いったいどこに問題があるのか。 私はしばらくの間、自問自答、自己省察、これ までの取り組みを1つ1つ見直⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その11)
5~6年かけて日本語能力試験N1対策のための eラーニングコンテンツを開発し、 それを使って大学で教育活動を行い、 その成果を論文にしてまとめることで、 教育と研究の両立を果たすことができました。 次は、いよいよビジネスへの進出です。 ここで私が一番考えたのは、 【見栄を張らずに、一点に集中して、小さく 始めること。】 そして、 【売上を上げることよりも、経費を極限まで 抑えること。】 さらに、 【収益ははじめは小さくとも、確実に逓増し 続けるビジネスモデル】 でした。 これは、今でも正解だと思っています⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(番外編)
今回は、番外編として冒頭でご案内した、 読者の方からのお便りをご紹介いたします。 お便りをいただいたO.I様、お便りありがとう ございました。 O.I様からのご提案を一言で言うと、 「「篠崎日本語教育経営塾」(仮名)を起ち上げて ほしい。」 というもの。 どうしてご紹介しようかと思ったかと 言いますと、 本シリーズのこれからが、まさに私篠崎が 日本語教育ビジネスに動き出した頃の話に なるからです。 そもそも、私が本シリーズをしようとした動機も、 「『日本語教師は待遇が悪い』と言うものの、 個人レベルで自分⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その10)
私がeラーニングを研究課題に選んだのには、 もう1つ理由があります。 それは、 【研究と教育とビジネスの一体化】 が可能だったからです。 当時、日本語教育の研究者の間では、 研究と教育の両立が大きな課題でした。 というのも、当時の大学は文部科学省から 高等教育における教育体制の強化が求め られていたと同時に、 大学に振り分けられる研究費を、従来の 一定水準の支給から、 優れた研究に優先的に支給する競争的資金 の方向に流れていっていたからです。 従って、科研費に代表される競争的資金を 獲得できなければ、 研⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その9)
初めてeラ-ニングに出会った時、世の中にこんな すごい世界があるのかと驚きました。 日本語学校から大学まで、リアルな授業しかやった ことがなかった私にとっては、 日本語の授業は最大でも1クラス20人が精一杯 であり、それ以上はとても無理だと思っていました。 ですがeラーニングを使えば、教員1人で50人でも 100人でも相手にできます。 これは極めて画期的なことです。 事実、私は自分で作ったeラーニングコースで 1クラス55人指導した経験があります。 そこから翻って、かつての日本学校時代の私の 授業を振り返⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その8)
メルマガをサイトを、地味にコツコツ運営して いたころ、 別府大学では、教育のICT化を進めようとして いました。 そして、教員の何人かでプロジェクトチームを 作り、 当時、サイバー大学先進国だった韓国の提携校に チームを派遣して、 eラーニング構築研修をする計画が持ち上がった のです。 そして、そのメンバーの一員として、なんと私 篠崎に白羽の矢が当たったのです。 たしか3泊4日ぐらいだったと思いますが、朝から 晩までみっちり缶詰研修。 ここで、たくさんのことを学びました。 夜にコンテンツを作りながら、韓国⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その6)
2007年頃、私はたまたまこの本を手にして メールマガジンというものを知りました。 平野友朗『メルマガ起業1年目の成功術』 https://amzn.to/2J88zpA 今でもアマゾンでこの本を検索すると 「お客様は、2007/10/13にこの商品を注文しました。」 という表示が出て、何とも感慨深いです。 そして、書式から何からこの本の通りにメルマガ原稿を 作り、 メルマガ配信サービスである「まぐまぐ」を使って メルマガ配信をはじめました。 おかげさまで、現在は独自配信で10年以上配信し続けて います。⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その6)
大学に転職して、最初の7年間ほどは ただがむしゃらに仕事をしていました。 ですが、7年ほどたったころから、 「自分には軸になる研究がない。」 ということに漠然と悩むようになりました。 要は研究テーマが見つからないのです。 もちろん当時は落ち着いて研究する暇もなかっ たわけですが、 とはいえ、このままではまずいと思い始める ようになりました。 研究実績を積み上げていかなければ、昇進も 難しいし、 さらに転職しようと思っても、採用は無理。 これでは、日本語学校でやっていたことと ほとんど変わりません。 その上⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その5)
静岡の日本語学校で3年勤めた後、ちょうど2000年に 私は今の勤務大学である別府大学に転職しました。 それまで別府大学では、日本語別科はともかく 学内で外国人に日本語を専門に教えるところはな かったのですが、 私が入ったことで、大学(厳密に言うと当時の国文学科)は 学内の留学生に対する日本語教育を一手に行う日本語課程 (現日本語教育研究センター)を立ち上げ、 同時に、日本語教員養成課程も立ち上げ、 私は両方のコース・カリキュラム構築に携わることに なりました。 私としては、大学勤務は初めてでしたので、大学⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その4)
なんとか就職した静岡の日本語学校。 当時、日本語教育は「就職氷河期」と言われ、 なかなか就職先が見つからない状況でした。 それに比べれば、今は超売り手市場。 本当に恵まれていると思います。 ただ、経済は必ず浮き沈みがあり、それに連動して 日本語教育も浮き沈みがあります。 だから、目先のことに一喜一憂して、やり始めた 勉強や仕事を、先が見えないからといって1年や そこらで辞めていては絶対にダメ。 何事も大成しません。 短くても5年、本気でやるなら10年、30年、50年 というスパンで取り組まなければ、 短期⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その3)
大学院での生活は、こちらを読んでいただくとして 私の日本語教師物語 > 大学院のころ https://www.kanjifumi.jp/about/column/02-2/ 大学院(修士)を何とか卒業して、静岡の小さな 日本語学校に就職しました。 同期の多くは、博士課程に進学したり、大学に 就職したりしていく中、 どうして私は民間の日本語学校に就職したかと いうと、 若いうちにいろいろなタイプの学習者を見ておき たかったから。 ...とまわりには言っていましたが、 本当は、とても博士課程進学や、まし⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その2)
院試の勉強が功を奏してなんとか広島大学 大学院に入学したものの、 当時の広大は広島市から東広島市という超 ド田舎に移転している最中で、 それはもう、(当時)すごいド田舎。 幹線道路からちょっと脇道にそれると、 もう土むき出しのガタピシした道。 アスファルトさえ敷いていない。 私はてっきり、広大は広島市にあると思って いたので、院試で初めて東広島キャンパスに 来た時には、愕然としました。 入学して、先輩の院生から受けた最初の アドバイスが、 「この辺、イノシシが出るから気をつけて。 最近、車と衝突する事故が⇒ 続きを読む | Share it now!
バブル期の新卒ブランドを捨て敢て茨の道を進んだ男の話(その1)
おかげさまで、今の私は何とか大学職教員と、 (おかげさまで、四月から「教授」(^_^)v) 極小企業とはいえ、代表取締役という二足の 草鞋を履きながら、 日々、機嫌よく、調子よく、精神的にも 経済的にも快適に過ごさせていただいています。 巷では言われている「働かないおじさん」とは、 まったく無縁のワンダフルワールド(^_^) ですが、昔からこんな状況だったわけでは ありません。 社会人になってからも貧しいときはありました し、 悔しい思いをしたことも、精神的に参ったとき も数限りなくあります。 ストレスが⇒ 続きを読む | Share it now!
成功している2割の人は目標達成のための最高の情報源。
前回、日本語教師として成功したいと本気 で思うのであれば、 まず 【成功している2割の人】 を探し、 次に、 【その人からノウハウを(出来れば口伝えで)教わり】 そして、 【その人のアドバイスの通りにやってみる。】 を忠実に実行するしかない。 そして、もしアドバイスの通りにやってうまくいかな かったら (そもそもはじめからうまくいくと思う方がおこがましい) 再度、成功者に会って 「ここまではうまくいったんですけど、ここからが うまくいかないんです。どうしたらいいですか。」 と教えを乞え。 という話をしまし⇒ 続きを読む | Share it now!
2割の成功者の声を聴くか、8割の落伍者に流されるか-2:8の法則。
「2:8の法則」(「にっぱちのほうそく」と読みます) というのがあります。 「2:8の法則」とは、別名「パレートの法則」 とも言われているもので、 --------------------------- 経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成する うちの一部の要素が生み出しているという理論。 -Wikipedia --------------------------- この法則は、実はいろいろなところで当てはめられて いて、 上のWikipediaでも、以下の項目が立てられているほど。 -----⇒ 続きを読む | Share it now!
「怠る」と「サボる」はどう違う?-類義表現の分析法。
中級以上になると、語彙や文型も初級とは比べ物に ならないくらい膨大になります。 旧日本語能力試験では、2級(今のN2)で語彙6000語、 1級(今のN1)で語彙10,000語でしたから、相当な ものです。 従って、このレベルになると、語彙でも文型でも 似たようなものがたくさん出てくることになります。 もちろん学習者から、 「先生、●●と■■はどう違うんですか。」 といった質問がたくさん出てきます。 しかも、しっかり勉強している学習者であればあるほど、 「そうきたか!」 というような、切れ味鋭い質問をしてく⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その12)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの12回目。 今回で最後となります。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw 今回は 「II 日本語教師の資格の概要」 のうちの 「2.日本語教師の資格制度の枠組み」 のうち今回は、 「【9】更新講習」 を見ていきます。 現職日本語教師向けの講習といえば、真っ先に 思い浮かべるのが、文化庁が平成31年3月に出し た下記報告書でしょう。 「日本語教育人材の養成・研修の在り方について (⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その11)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの11回目。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw 今回は 「II 日本語教師の資格の概要」 のうちの 「2.日本語教師の資格制度の枠組み」 のうち今回は、 「【8】経過措置」 を見ていきます。 特に、すでに「有資格者」として現場で活躍 なさっている方や、 今まさに、420時間養成コースに通われている 方にとっては、 とても気になるところではないかと思います。 「もしかして、今の努⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その10)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの10回目。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw 今回は 「II 日本語教師の資格の概要」 のうちの 「2.日本語教師の資格制度の枠組み」 の後半です。 そのうち今回は、 「【4】資格取得要件 資格取得要件3:学士」 から 「【7】欠格事由」 までを見ていきます。 「【4】資格取得要件 資格取得要件3:学士」 は、要は大卒でなければダメだという話です。 中には、「え~!」という方⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その9)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの9回目。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw 今回は 「II 日本語教師の資格の概要」 のうちの 「2.日本語教師の資格制度の枠組み」 の後半です。 そのうち今回は、 「資格取得要件2:教育実習」 を見ていきます。 実は、今回の新制度の大きな目玉が、この 【教育実習】です。 これまでの制度では、授業実践力の養成 という部分が必ずしも十分ではありません でした。 例えば、検定試験⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その8)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの8回目。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw 今回は 「II 日本語教師の資格の概要」 のうちの 「2.日本語教師の資格制度の枠組み」 の後半です。 そのうち今回は、 「資格取得要件1:試験」 を見ていきます。 「新しい試験は、今の試験とどう違うの?」 「やさしくなるの?難しくなるの?」 いろいろ気を揉むこともあるかと思いますが、 いつの時代も変わらないのは、 【コツコツ実力を⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その7)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの7回目。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw 今回は 「II 日本語教師の資格の概要」 のうちの 「2.日本語教師の資格制度の枠組み」 の前半です。 いよいよ本報告書の本丸ですね。 ここでは、大きく 【1】資格の名称 【2】資格の社会的な位置づけ 【3】資格の対象 【4】資格取得要件 の4項目で述べられています。 では、さっそく読んでいきましょう。 ==============⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その6)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの6回目。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw 今回は 「II 日本語教師の資格の概要」 のうちの 「1.日本語教師の資格制度創設の目的」 です。 「はやく制度の中身の話をしてくれよ。」 そんな声が聞こえてきそうですが、 それよりももっと押さえておくべきことは、 「そもそも、なぜこのような制度を作る必要が あるのか」 という点です。 なぜなら、そもそもの問題意識や目的意識が制度設⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その5)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの5回目。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw 前々回お送りした 「I 養成研修体系の中における日本語教師の資格の 位置付け」 の、 「2.日本語教師の資格の位置付け」 の続きから、本セクションの最後までです。 ここでは、本資格の位置づけと、求められる資質・能力 について述べられています。 それでは、早速行きましょう。 ======================= 日本語教師の⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その4)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの4回目。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw 今回は、本題にあえて入らず、かわってぜひ読んで いただきたいブログをご紹介します。 日本語教師の国家資格について(1) 日本語教育小委員会の役割と今後の動き https://note.com/uichi1113/n/ne6fe9d4f33dd 実際に、今回の国家資格の議論に委員として参画した 武蔵野大学神吉宇一先生のブログです。 内⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その3)。
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズの3回目。 原典はこちら。 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw やはり、プロであれば一次情報を取りに行く ということが大事です。 伝言ゲームよろしく、人から聞いた話は、 だいたい尾ひれがついています。 だから、何事も根拠のない話、出所の分からない 情報は、50%OFFで聞くぐらいがちょうどいいです。 というわけで、本題へ(^_^) 今回は、 「I 養成研修体系の中における日本語教師の資格の 位置⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その2)。
前回から始まりました 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む シリーズ。 国は、これから外国人との共生社会へと大きく舵を 切り、 その言語面のサポートとして日本語教師の育成の一環 として、 【公認日本語教師】 の制度設計を進めています。 今年中には、最終報告書が出され、制度の実装に動き 出すでしょう。 私たちとしては、国が動き出してから動き出したのでは 一歩も二歩も後れを取ってしまうわけで、 (これを世間では「後手後手」といいます。) 今ある情報をしっかりつかみ、その内容や方向性を分析し、 来る⇒ 続きを読む | Share it now!
『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』を読む(その1)。
皆さんは、日本語教師の公的資格化の準備が進んで いるということをご存知でしょうか。 国は、これから外国人との共生社会へと大きく舵を 切ることになり、 その言語面のサポートとして日本語教師の育成の一環 として、 【公認日本語教師】 の制度設計を進めているのです。 そして、去る2月14日、文化庁文化審議会国語分科会日本語 教育小委員会(第99回)が開かれ、 日本語教師の公的資格化の設計図とも言うべき 『日本語教育能力の判定に関する報告(案)』 https://bit.ly/39LrGkw が了承されました。 ⇒ 続きを読む | Share it now!
ピンチをチャンスに変える-セミナーを現地開催からZOOM開催へ。
冒頭でもご案内いたしましたが、昨今の新型コロナウィルス への対応のため、 4月4日・5日までの全ての篠研セミナー、具体的には、 ◆2020年3月7日(土)・8日(日)9:00-16:30 篠研の「圧巻!日本語教育能力検定試験対策基礎固めセミナー」 ◆2020年3月14日(土)9:00-16:30 研企画 村崎 加代子セミナー 「キーフレーズで一発理解-英語を使った初級文法間接教授法-」 ◆2020年3月15日(日)9:00-16:30 日本語教育能力検定試験スタートアップセミナー -今年こそ、絶対合格!-⇒ 続きを読む | Share it now!
一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心」
前回ご紹介した映画、ご覧になりましたか。 神様はバリにいる-Bali Big Brother https://www.youtube.com/watch?v=szTFdBP_d8Y いや~、さわやか! この映画は、インドネシアはバリ島で大富豪 になった日本人の、人情溢れる話なのですが、 実は、この主人公、実在の人物。 「ぜひ一度、アニキに会ってみたい。」 そう思って、バリ島までの旅費をネットで調べて みたら、 高級ホテルでの宿泊込み、5日間でなんと 10万円以下! 福岡発 シンガポール航空利用 ラグジュア⇒ 続きを読む | Share it now!
さわやか!成功の秘訣はすべてバリの大富豪アニキが教えてくれた。
たった今、いい映画を見終わりました! 神様はバリにいる-Bali Big Brother https://www.youtube.com/watch?v=szTFdBP_d8Y いや~、さわやか! この映画は、インドネシアはバリ島で大富豪 になった日本人の、人情溢れる話なのですが、 実は、この主人公、実在の人物です。 私がこの映画を知ったのは、ある人から こちらの本を紹介してもらったのがきっかけ。 『大富豪アニキの教え』 https://amzn.to/381BIgP この本を読みながら、 「この主人公、⇒ 続きを読む | Share it now!
感動、驚愕、共感、納得を伴う学びこそ、真の学び。
もし、今まで経験してきた学習が、 【無感動、無驚愕、無共感、無納得】 なものであったならば、 それは、高貴高潔な【学び】とは程遠い、 単なる無味乾燥な【作業】だった可能性が 極めて高いと思われます。 そもそも高貴高潔な【学び】というものは、 ▼「すばらしい!!」「感動した!」と強い 感動を伴うものであり、 ▼「こんな世界、知らなかったぁ!!」と 驚愕を伴うものであり、 ▼「確かにそうだよなぁ。」「わかるわぁ。」と 震えるような共感を伴うものであり、 ▼「なるほど!」「激しく同意!」と深い納得を 伴うもの ⇒ 続きを読む | Share it now!
検定合格の肝は、「知識のネットワーク」と「人とのつながり」。
あの膨大な出題範囲と、合格率20%台の 検定試験で 【合格】 の2文字を勝ち取る肝、コツ、ポイントは、 「知識のネットワーク」と「人とのつながり」 にあります。 「知識のネットワーク」とは、 膨大な知識をただただ個々ばらばらに暗記する のではなく、 1つ1つの知識が、まるで蜘蛛の巣のような ネットワークを張り、 1つの知識を想起すると、次から次へと芋づる 式に新たな知識が呼び起こされる、 そんな知的状態を言います。 この状態は、知識の歩留まりが非常にいい。 忘れそうになっても、周りの知識とつながって いる⇒ 続きを読む | Share it now!
海外ではすでに熱いビジネス日本語教育。この流れに向け準備せよ!
本メルマガ読者でベトナム在住のY.M様より お便りを頂戴いたしましたのでご紹介いたします。 Y.M様、遠いベトナムからのお便り(eメールだから 関係ないですね(笑))ありがとうございました。 ======================= 篠崎先生と仲間達、の皆さん いつもお世話になっております。 最近ビジネスパーソンの日本語教師について メールがくるようになりましたね。 実は、ベトナムでも私の仕事の半分は会社員に対して です。 特に日系企業の社員(幹部候補生)への日本語教育が主 です。 私が担当するのは⇒ 続きを読む | Share it now!
合格者の声を我が事として受け取れるものだけが今年合格できる。
本メルマガも、おかげさまで10年以上配信しています。 そして、10年以上合格の秘訣や合格者の声をお届けして いますが、 それでも、どういうわけか、合格する人と残念ながら 合格しない人に明確な差が生まれるわけです。 ちなみに、今日判明したことですが、、ポッドキャスト のアシスタンをしている別府大学の留学生チョウカリン さん(台湾出身)も、 なんと、去年の日本語教育能力検定試験に合格したとの こと(^0^)/ 素晴らしいですよね。 これについては、後日改めてご報告いたしますね。 とにもかくにも、 どうして同じ⇒ 続きを読む | Share it now!
勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。
プロ野球の元監督野村さんの言葉に 「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」 というのがあります。 勝つときはたまたま運がよくて勝ったと いうことはあっても、 負けに運が悪くて負けたということはない、 ということなんですね。 つまり、負けるには負けるなりの確固とした 理由があるということ。 今回の検定試験でも合格した人は合格すべく して合格した、という話を以前しましたが、 それ以上に不合格だった方は、残念ながら 落ちるべくして落ちた理由が確実にあるのです。 なので、もし今回の検定試験で図らずも不⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(12)-資本主義の仕組みとルールを知れ!
「稼げる日本語教師」になるためには、 資本主義の仕組みと勝つためのルールを 知らなければなりません。 なぜなら、そもそもビジネスというものは 資本主義の仕組みとルールの上に成り立って いるものだからです。 これは、スポーツでも同じ。 例えば、サッカーの試合に勝つためには、 まずはサッカーのルールを知る必要があります。 ルールもろくに分からないのに、むやみやたらに ボールを蹴ったって、ただただくたびれるばかり。 ちゃんとルールを知ったうえで、自分のチームの 強みや相手チームの弱点を分析し、 どうすれば勝てる⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(11)-顧客の声を徹底的に聴け!
ビジネスのやり始めというのは、 事前にマーケットリサーチをしながらも、 まずは自分の狙った得意分野を核にして商品や サービスをリリースして世に問う、 というのが一般的ではないかと思います。 こうしたサービスの出し方を「プロダクトアウト」 と言います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー プロダクト・アウトとは,企業が開発・生産した製品 を販売促進の強化によって,消費者へ売り込む技術先 行型のスタイルのこと。 ーコトバンク ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 要は、作り手の得意分⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(10)-自分の強みを徹底的に磨け!
本シリーズの第5回で、 「一番になれるエリアを見つける」 というお話をしましたが、 その際、とても重要なことを話しそびれましたので、 今回はその話をします。 それは、一番になれそうなエリアを見つけたならば、 そのエリアについては誰よりも知識・スキルがあると 断言できるほど、圧倒的な実力を身につけることです。 そのためには、とにかく自分の強みを徹底的に磨く ことです。 そうすれば、周囲は 「あのエリアはあの人がいるから、とてもかなわない。 だから、参入はやめよう。」 となり、 結果、そのエリアで唯一無二の存⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(9)-パーソナルメディアを持て!
本シリーズも、今回で9回目。 今まで、さまざまなマインドやノウハウをお伝えして きましたが、すべて私がこの10年実践してきたこと。 すべて実証済みのことです。 ですので、本気で「稼げる日本語教師になりたい。」 という方は、実践してみてくださいね。 いや、やりきってくださいね。 やりきった暁には、そんじょそこらの日本語教師とは 比べ物にならない「稼げる日本語教師」に成長している と思います。 というわけで、今回のお話は、 「パーソナルメディアを持て!」 です。 一昔前、まだインターネットが生まれる前は、 自⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(8)-商いは牛の涎(よだれ)。
「商いは牛の涎(よだれ)」 という言葉があります。 要は、 切れ目なく長く垂れる牛の涎のように 商売も気長く努力せよということ。 これはもう、何度言っても言い過ぎでは ないぐらい重要なことです。 そもそもビジネスに全戦全勝というのは ありません。 ユニクロの社長、柳井氏は「1勝9敗」と まで言っています。 日々、うまくいったりいかなかったり。 3歩進んで、2歩下がるの繰り返し。 その中で、ちょっとした成功体験を大事にし そこから独自ノウハウを積み上げていく。 膨大な試行錯誤、途方もない微細な改善を 延々と⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(7)-まずは小さな一歩を出す。
前回 「ビジネスの種を作りましょう。」 という話をしました。 今まで6回にもわたってお話ししてきましたが、 今までは、すべて 「ビジネスの絵を描く」 という話です。 ですが、絵を描くだけでは何にもなりません。 まさに、「絵に描いた餅」です。 大事なことは、ここから具体的な一歩を踏み出す ということです。 実は、大半の人がこの「最初の一歩」を踏み出し ません。 恥ずかしいとか、不安だとか、目立つのが嫌だ とか、失敗するんじゃないかとか、いろいろ あるのでしょう。 ですが、踏み出さなければ、何も変わりません。⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(6)-エリア×得意分野でビジネスの 種をつくれ!
勢いで始めた本シリーズも、気がつけば 早6回目。 今までのタイトルを挙げると、 (1)なれます!私がその証拠! (2)自分の「幸せ」を定義せよ! (3)目標を具体的に文章かせよ! (4)一流の師匠につけば8割成功! (5)一番になれるエリアを見つける。 今までお話ししたことは、とってもとっても 重要な、ビジネスをするうえでの原理原則 ですので、 ぜひ、これに沿ってご自身のビジネスを立ち 上げてくださいね。 とはいえ、原理原則にフォーカスしているが 故に、細かい部分はかなり端折っています。 また、読者の方の⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(5)-一番になれるエリアを見つける。
いきなりですが、問題。 【日本で一番高い山は何でしょうか?】 はい、富士山。 誰でも知ってますね(^_^) では、 【日本で二番目に高い山は何でしょうか?】 ??????? 正解は南アルプスの北岳。 そう言われても、北岳がどんな山かイメージ できる人は、ほとんどいないのではないでしょうか。 日本には約1万7千もの山があるそうで、 その中で北岳は2番目なわけですから、 もう少し知名度があっても良さそうなのですが、 私たちの感覚からすると、1番だけがダントツの 知名度で、2位以下はもはや2位も100位も同じ ⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(4)-一流の師匠につけば8割成功!
▼物事がうまくいくか、いかないか。 ▼目標を達成するか、中途半端で終わるか。 ▼成功するか否か。 これらは、 【一流の師匠につくか否か】 にかかっています。 師匠選びで成否の8割が決まると言っても 過言ではありません。 例えば、私が創業半年で累計黒字化し、 丸1年で利益率17%をただき出せたのは、 (この数字の意味を少し説明すると、現在、日本には 約370万社の企業があると言われていますが、うち 約半分は赤字経営と言われています。 その中で、利益率10%を超える企業は、優良企業と 言われます。 それぐらい⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(3)-目標を具体的に文章化せよ!
今回は、前回の「幸せ」の定義とよく似ている 「目標を具体的に文章化せよ!」 という話。 「篠崎!いい加減、稼げる方法を教えろ!」 そんな声が聞こえてきそうですが、土台の マインドが盤石であれば、 実は方法論なんていうのは、いくらでもあり、 また、どうにでもなるのです。 そんな表面的な方法論よりも、行動の土台を 支えるマインドづくりをしっかり行う方が、 長い目で見れば、よほど重要。 多くの方は、この「マインドづくり」を疎か にし、目先の方法論を追いかけてばかりいる から、 ちょっと苦しくなったり、都合が悪く⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(2)-自分の「幸せ」を定義せよ!
世の中には、幸せを実感しながら生きている人と そうでない人がいます。 日々快活に生きている方は前者でしょうし、 日々、不平不満、愚痴が口癖の方は明らかに 後者でしょう。 当然私たちは、同じサービスを受けるのであれば、 前者のような方から受けようと思いますし、 後者のような方のサービスは、おそらくたいして 満足することはないだろうと思うのではないで しょうか。 では、幸せを実感しながら生きている人とそうでない 人の違いは何か。 それは、自分の中で「幸せ」の定義がしっかり言語化 できている人かそうでない人かの⇒ 続きを読む | Share it now!
稼げる日本語教師になる!(1)-なれます!私がその証拠!
先週末のセミナーで、とある参加者の方が 最後の質疑応答で、申し訳なさそうに、 「セミナーの内容と関係ない話なのですが、 質問してもよろしいでしょうか。」 とおっしゃるので、 「どうぞ、どうぞ(^_^)」 と言いましたら、こんなご質問をなさいました。 その方は、教師歴2年で日本語学校を2校掛け持ち している。 ただ、2年たっても時給が低く、授業準備も思いの ほか大変で、正直このまま続けていいものか迷って いる。 本当にこのまま日本語教師を続けて、安定した生活 を手に入れることができるのでしょうか。 というも⇒ 続きを読む | Share it now!
『みんなの日本語』練習Cを発展練習させる凄ワザ!
vol.1298で 「読み手を意識した作文を書かせるための指導アイデア。」 をご紹介いたしましたところ、 早速、読者のN.N様より以下のようなお便りを頂戴 いたしました。 N.N様、お便りありがとうございました(^_^) ======================== 昨日の「読み手を意識した作文アイデア」 今日、早速試したところ大変よい授業になりました。 篠崎先生にお礼を言いたく、メールしました。 できる日本語初中級で「忘れられないことば、好きな ことば」の作文を書くという授業でしたが、どのように し⇒ 続きを読む | Share it now!
再掲!「説明型授業」ではなく「質問型授業」(1)
おかげさまで、先日リリースしたセミナー動画 篠研の日本語の教え方セミナー 「学習者が前のめりになる質問型授業 -説明してちゃダメなんです!-」 https://www.kanjifumi.jp/sitsumongata_doga/ いい感じで売れています(^_^) この質問型授業は、ひとたびそのスキルをマスター すれば、 ▼学習者は授業にどんどん乗ってくるし、 ▼学習効果もどんどん上がるし、 ▼教師もゆとりを持って、授業を楽しめ、 ▼しかも、授業準備の負担も減っていく。 という優れもの。 ぜひ、1人でも多⇒ 続きを読む | Share it now!
日本語教師として自活できるまでは、副業もありではないか。
日本語教師として自活できるようになるまでには、 相応の継続的な努力が必要ですし、 それなりに時間も費用もかかります。 420時間養成講座に通うにしても、約60万円ほどの 費用がかかりますし、修了するのに通常1~2年は かかります。 検定試験に合格するためには、私の経験上1000時間 程度の学習時間が必要です。 それでなんとか日本語学校に就職できたとしても すぐに専任になれるとは限りません。 まずは非常勤で働きながら、経験を積んでいき、 実力が認められ、席があれば専任になれるチャンス が巡ってくる。 場合に⇒ 続きを読む | Share it now!
「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」を読む(最終回)
先日、文化庁から発表された 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 https://bit.ly/33JfmP9 を読む。 最終回の今日は、その本丸である 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 (令和元年11月8日国語分科会) https://bit.ly/2qTVBFZ の6回目です。 今回は、 「8.日本語教師の資格の社会的な位置付けをどのように することが適当か」 について読んでいきます。 では、早速。 ここでは、以下の6項目が掲げられています。 少し長くなりますが、引用しま⇒ 続きを読む | Share it now!
「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」を読む(6)
先日、文化庁から発表された 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 https://bit.ly/33JfmP9 を読む。 第6回の今日は、その本丸である 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 (令和元年11月8日国語分科会) https://bit.ly/2qTVBFZ の5回目です。 今回は、 「5.資格取得要件3:学士」 「6.経過措置(「日本語教育機関の告示基準」に定めら れた教員要件を満たす者の取扱い)」 について読んでいきます。 なお、 「7.更新講習の要件」 は、10年先の話ですの⇒ 続きを読む | Share it now!
「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」を読む(5)
先日、文化庁から発表された 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 https://bit.ly/33JfmP9 を読む。 第5回の今日は、その本丸である 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 (令和元年11月8日国語分科会) https://bit.ly/2qTVBFZ の4回目です。 今回は、 「4.資格取得要件2:教育実習」 について読んでいきます。 今回の制度では実習をかなり重視しています。 確かに、これまでも例えば、 「検定試験に合格しただけで実習経験がなければ なかなか現場で使える人⇒ 続きを読む | Share it now!
「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」を読む(3)
先日、文化庁から発表された 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 https://bit.ly/33JfmP9 を読む。 第3回の今日は、その本丸である 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 (令和元年11月8日国語分科会) https://bit.ly/2qTVBFZ の2回目です。 この「読む」シリーズ、今回初の試みなのですが、 重要文献をじっくり読めて、いいですね。 去年から日本語教育の将来を大きく動かす重要文献が 矢継ぎ早に出されていますが、 意外とじっくり読む機会はないのではないでし⇒ 続きを読む | Share it now!
「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」を読む(2)
先日、文化庁から発表された 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 https://bit.ly/33JfmP9 を読む。 第2回の今日は、その本丸である 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」 (令和元年11月8日国語分科会) https://bit.ly/2qTVBFZ を何回かに分けて読んでいこうと思います。 最初の今日は、そのうち1ページから3ページに わたって書かれている 「1.資格制度創設の目的」 について読んでいきます。 「いやいや、早く資格の内容に行こうよ。」 そんな声も聞こえてき⇒ 続きを読む | Share it now!
「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」を読む(1)
先日、文化庁から発表された 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」についての意見募 集の実施について:文化庁 https://bit.ly/33JfmP9 これは、今後政府一丸となって外国人との共生社会を 目指していくに際し、 彼らに対する日本語教育サービスを充実させていくに あたり、 その第一線で活躍する日本語教師を質量ともに充実して いこうという背景の中で、 今まで民間資格でしかなかった日本語教師を公的資格に しよう、 そのために日本語教育に関する公的な認定試験をつくろう という流れから出たもので⇒ 続きを読む | Share it now!
脳内を巣食う「常識」という名の知的バグこそが難行苦行の正体。
今の状態が、本来楽しくて、刺激的で、充実感に 満ちた「学び」とは程遠い「難行苦行」であり、 そして、それが確かに「難行苦行」であるという 自覚、 つまり苦痛を感じて、もがいているにもかかわらず、 目の前に提示された、しかも効果効用の実績のある 解決策に快く手が伸びない理由。 それは、実は時間の問題でもなければ、お金の問題 でもなく、 【解決策として提示された内容が、自分の今までの 経験則とかけ離れているから。】 ではないかと思います。 自分の今までの経験則と異なるものを受け入れる ということは、 ある意味⇒ 続きを読む | Share it now!
本来楽しいはずの「学び」が、なぜ難行苦行になってしまうのか。
本来楽しくて、刺激的で、充実感に満ちたもの であるはずの「学び」という営みが、 なぜ「難行苦行」になってしまうのか。 かつての私を振り返ったり、あるいは篠研に寄せ られるご相談やセミナーに参加なさった方々との 交流から、 その理由がわかってきました。 実はその理由は極めてシンプルかつ明確で、 「楽しくて、刺激的で、充実感に満ちた「学び」 の経験が、難行苦行な学習経験より圧倒的に 少ないから。」 であれば、学習すればするほど難行苦行な学習 経験が増えるわけで、結果、 「勉強って、そもそも大変で苦しくて、辛い⇒ 続きを読む | Share it now!
「学び」とは、本来楽しくて、刺激的で、充実感に満ちたもの。
「学び」とは、本来楽しくて、刺激的で、充実感に 満ちたものであると、私は思います。 なぜなら、「学び」によって今まで知らなかった ことを知り、 分からなかったことが分かるようになるからです。 これは、とても高次な喜びです。 ひとたびこの高次な喜びを知ってしまったら、 「やめられない、止まらない。」 という「かっぱえびせん」状態となり、 学 ぶ ↓ 楽しい、刺激的、充実感 ↓ もっと楽しみたい、刺激が欲しい、充実したい ↓ もっと学ぶ ↓ もっと楽しい、刺激的、充実感 ↓ もっともっと楽しみた⇒ 続きを読む | Share it now!
「かばかり思考」に蝕まれているという前提に立って考えるべき。
昨日の続き。 「○○は、しょせんこれぐらいのレベルだろう。」 という考え方を、私は「かばかり思考」と呼び、 徒然草の一節を引用したわけですが、 そんな古の古典で触れられていながら、今なお 共感できるということは、 この「かばかり思考」はある種の自己防衛のための 人間の普遍的の思考の癖ではないかと思うわけです。 かくいう私も、「かばかり思考」に蝕まれている という強い自覚があります。 気がつくと、 「○○は、しょせんこれぐらいのレベルだろう。」 とか、 「○○は、常識だ。」 とか。 例えば、学生と話している⇒ 続きを読む | Share it now!
あなたの脳内を巣食い、成長を妨げる「かばかり思考」。
以前、私の検定対策セミナーでとある参加者と お話しさせていただいたときのこと。 その方は、たしかすでに私の通信講座も受講 されていらっしゃったのですが、 弊社のサービスを利用するのに、随分迷われた のだそうです。 「だって、篠崎先生のメルマガ、いつも参加者の 方の感想を載せていらっしゃるけど、 どれもこれも先生をべた褒めしたものばかりで、 逆に『これ、本当?』と思ってしまっていたん です。 本当にこれほどいいセミナーなら、先生の高額な 受講料を払ってもいいなぁと思っていたけど、 今まで受けた他のセミナーぐ⇒ 続きを読む | Share it now!
初級文型導入の授業そのものが、ある日突然ガサっとなくなる日。
先週末の2日(土)に開催した 篠研の日本語の教え方ワークショップ 「初級文型導入の授業準備を短縮する方法」 を受講した方々への復習もかねて。 本セミナーの副題は、 「まずは1時間以内、そして30分、最速10分」 なのですが、 セミナーでもお話しした通り、実はもう 「0分」 という時代が、すぐそこまで来ています。 0分とはどういうことかというと、 そもそも日本語教師はもう初級の文型導入の 授業をする必要性がまったくなくなってしまう ということです。 「そんなわけないだろう! じゃあ、いったい誰が文型の導入を⇒ 続きを読む | Share it now!
検定試験合格の秘訣は、すべて警視庁剣道名誉師範が教えてくれた。
去る10月5日、6日。 私は、福岡県行橋で行われた第25回剣道指導者研修会 に参加しました。 昨年も、剣道六段審査の1か月前に参加させていただき、 先生方のご指導のおかげで一発合格しましたので、その 御礼も兼ねて参加したわけです。 ご指導いただいた先生方は、 警視庁名誉師範 範士八段 梯(かけはし)正治先生 警視庁名誉師範 範士八段 濱崎満先生 全剣連理事 教士八段 松下吉進先生 小倉剣道連盟副会長 教士八段 高濱直規先生 という錚々たる講師陣。 特に、梯先生と濱崎先生は全日本剣道界で知らな⇒ 続きを読む | Share it now!
マイナーな専門用語ほど、本文中にヒントや解説がある。
今回は、予定を変更して、 「マイナーな専門用語ほど、本文中にヒントや 解説がある。」 というお話をします。 マイナーな専門用語や意味を取り違えそうな専門 用語について問題文中にその解説やヒントがある ということは、 これまでの過去問でも頻繁に出ていて、 例えば、謙譲語Iと謙譲語IIの区別も問題文中に ちゃんと定義や具体例が示されてあったり、 どんな比喩がメトニミーで、どんな比喩がシネク ドキかなども、問題文中にそれとなく書いてある ことがしばしばありました。 おそらく、出題者が見たいのは受験者がどれだけ ⇒ 続きを読む | Share it now!
100%勝てる準備-成功法則はすべてラグビー日本代表が教えてくれた。
検定試験直前対策セミナーin福岡。 1日目の講演、そしてその後の懇親会が終わった後、 私はホテルで収録した動画のデータをHDDに移しつつ、 ラグビーワールドカップ 日本対アイルランド をテレビで観戦していました。 ハイライト: 日本Vアイルランド https://www.rugbyworldcup.com/video/487760 いや~、すごかったですね(^_^) 世界ランキング2位のアイルランドに19-12の 歴史的大勝利。 最初リードされながらも、後半に入ってから逆転。 試合後半、日本が立て続けに得⇒ 続きを読む | Share it now!
実は、篠研の検定対策セミナー動画が無料で見れていた件。
昨日一昨日のセミナーで受講生の方から 衝撃的な事実を知らされました。 篠研の検定対策基礎固めセミナー動画が 約4時間ほどネットで無料で見られる ということを。 以下、会話の再現。 受講生:篠崎さん、今年の東京会場、他の会場 に比べて、満席になるのが遅かったじゃ ないですか。 私 :そうなんですよ。 受講生:それは今年特有の事情がありまして、 実は、同じ日に他の業者も同様のセミナー を開いているんです。 私 :なるほど! 受講生:しかも、先生のセミナーは2日で4万円 ですよね。他のセミナーは2日で2万円⇒ 続きを読む | Share it now!
「あの赤のポストを曲がると、大学が見えますよ。」はなぜ誤りか。
形容詞の中には、 形容詞「赤い」に対する 「赤いN/赤のN」 同じく「大きい」に対する 「大きいN/大きなN」 同じく「多い」に対する 「多いN/多くのN」 同じく「遠い」に対する 「遠いN/遠くのN」(以上、Nは名詞。) のように、2形態の名詞修飾用法を持つものが 少なくありません。 また、これは学習者にとっても使い分けが難しく、 下のような誤用を引き起こす一因ともなっています。 例)T:リーさん、学生セミナーはどうでしたか。 L:はい、とても良かったです。多い問題について 話し合いました⇒ 続きを読む | Share it now!
比喩の何たるかは、すべて夢路いとし喜味こいしが教えてくれた。(その2)
前回、比喩について基本的なところを 確認しました。 ここ、すごく大事なところですし、 インテイクしていない方が多いと思われ ますので ポイントを再掲しますね。 ========================= 比喩の種類 比喩表現には、シミリー(直喩)、メタファー(隠喩)、 メトニミー(換喩)、シネクドキ(提喩)の4つがあります。 (10)シミリー(直喩):「~のような」「~みたいな」 といった表現を伴うことで、比喩表現であることを明 示した比喩表現。 例)リンゴのような頬。 (11)メタ⇒ 続きを読む | Share it now!
話し合いの授業が盛り上がらない原因を検定試験の過去問から学ぶ。
「話し合いの授業が盛り上がらない。」 そんな悩みを持つ日本語教師は結構多い ようです。 同じ会話の授業でも、例えばロールプレイや ゲームやインタビューであれば、 だいたい活動の内容や手順もはっきりして いるので比較的進めやすいですが、 ディスカッションといったクラス全員で 話し合うような活動となると、 「話題を振っても返ってこない。」 「話をするのはいつも決まった学習者だけ。」 「話が横に広がるばかりで前に進まず、 まとまらない。」 となって、 「う~~む。どうしたものか。」 と悩むと。 &⇒ 続きを読む | Share it now!
「これが文化変容ってやつか!」と腹落ちした今日(その1)
昨日、6万円のTシャツを着る留学生の話を しましたが、 実は、その前後に面白い文脈があり、 今日の私の授業での出来事とつなげて考えると、 「なるほど!これが文化変容ってやつか!」 と、驚き、発見、納得、感動を覚えましたので、 今回から数回にわたってお話ししようと思います。 その前にまず「文化変容」の定義を確認。 通信講座「篠研の検定対策」講義資料 「No.086 異文化受容・適応」 で、以下のように定義しています。 「空間的または時間的な意味において、 異文化に触れて起こす文化変化のこと」 ⇒ 続きを読む | Share it now!
知識の穴を埋めクオリティを上げていく苦(くる)楽しい喜び。
通信講座の講義資料のクオリティをあげるにあたり、 「どうせなら検定試験の過去10年分を見直し、 抜けている項目を追加していこう。」 と決め、取り組み始めたのが1年半前。 最初思いついた時は、 「さすがに10年分は無理かな。」 とも思ったのですが、 「1年で無理なら数年かかっても構わない。 とにかく10年分すべての問題を講義資料に 反映すれば、 受講生の誰も教材と試験のギャップを感じず、 普段の学習が即検定合格や現場の実践力に 繋がる鉄壁の教材になるはずだ。」 そう思い、思い切って始めることに⇒ 続きを読む | Share it now!
検定試験を「試験のための試験」と言って憚らない講師についてい くことの愚。
冒頭の原田様のご感想にもある通り、 また、本メルマガでも再三にわたって お伝えしている通り、 「検定試験は指導ネタの宝庫」 です。 検定試験で学んだことは、当たり前と言えば 当たり前ですが、 試験に合格して、晴れて教壇に立ってからこそ 役に立つものです。 私は、これは検定試験対策をする講師の間では 当然の理だと思っていました。 しかしながら、私のセミナーを受講なさる、 決して少なくない方々が、 「私が通っている養成講座の先生は 『検定試験は試験のための試験だ。 現場とは違う。』⇒ 続きを読む | Share it now!
レベルもニーズも国籍も全く違う学習者クラスの授業運営法。
以前、本メルマガの読者の方から 「日本語のレベルもニーズも国籍も全く違う 4人のクラスを週1(土曜日)2時間で 担当することになったのだが、 全員がスキルアップできるようにするためには どのように教えたらいいか。」 というご相談をいただきました。 その4人の学習者というのは、 ・今年日本に来た中学3年の中国人、 ・ベトナム人でN3を目指している男性(IT関係)、 ・これから大学受験(数学)を控えたタイ人の女性 N2をめざして いる、 ・あいうえおがわからない(英語は上手に話せる) バングラデ⇒ 続きを読む | Share it now!
いつもの範読がスリリングに活動に変わるフィンガー・リーディング。
今回は、こちらの書籍から。 畑中豊『教師必携!英語授業マネジメントハンドブック』 https://www.amazon.co.jp/%E6%95%99%E5%B8%AB%E5%BF%85%E6%90%BA-%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E6%8E%88%E6%A5%AD%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E7%9B%⇒ 続きを読む | Share it now!
中級以上の学習者に論文力を身につけさせたいなら、この教材。
「留学生に論文力を身につけさせたいけど、 ちょうどいいテキストがない。」 とお悩みの方はいませんか。 かくいう私も、数年前、大学で作文の指導を していた時、いろいろな市販教材を試して みましたが、 いきなり600字とか800字のタスクで、 「今の学習者には、ハードルが高い。」 と感じたり、 解説の日本語が難しすぎて、 「この説明が分かる留学生なら、 そりゃ論文の1つも書けるでしょーよ。」 と一人ツッコミをしてみたり、 なかなか上手くいきませんでした。 そんな時、この教材が役に立ちます。 倉八⇒ 続きを読む | Share it now!
レベッカ・オックスフォードも(多分)太鼓判。検定試験合格率75%の鉄板技。
日本語教育能力検定試験と言えば、 ▼合格率20%台 ▼膨大な出題範囲 が特徴ですが、 そんな難関試験で合格率75%を叩き出す 方法を知りたくありませんか。 ……なんて、なんともいかがわしいキャッチ―な 出だしですが(笑) でも、本当にそういう方法があるんです。 実は、昨年篠研の検定対策セミナーで試しにやって みたことなのですが、 受講生の方からの12月の合格報告メールをいただいて その効果に私自身とても驚きました。 その方法というのは、各会場でセミナーにご参加 いただいた方でお⇒ 続きを読む | Share it now!
時代の流れを的確につかみ、先回りして準備する。
昨年末の入管法改正で、 ======================= 1.在留資格「特定技能1号」「特定技能2号」の創設 2.出入国在留管理庁の設置 ======================= が決められたことは、 日本語教育と産業界が結びつく大きな契機になると 考えられること、 そして、そのビジネスチャンスにうまく乗るためには、 日本語教師個人においても、 他業種、他業界の人ともビジネスパートナーとして きちっと立ち居振舞えることが必要であることを お話いたしました。 一言で言えば、ビジネス感覚を⇒ 続きを読む | Share it now!
なぜ「福岡のどこが好きですか。」と聞かれた外国人が「家」と 答えてしまうのか。
先日、こんなおもしろい動画を見つけました。 外国人が勘違いしやすい日本語 https://youtu.be/CYNx6WQIQ9k この動画の冒頭で、とあるテレビ番組で 外国人に、 「福岡のどこが好きですか。」 と街頭インタビューをしたところ、 その外国人は思わず、 「家。」 と答えてしまったエピソードが紹介されています。 もちろん、その外国人はウケを狙ったわけでは ありません。真顔です(きっと。)。 つまり、 「『福岡のどこ(=where)が好き?』 と聞かれているわけだから⇒ 続きを読む | Share it now!
初級の文型導入は、「型」8割、「工夫」2割。
実習経験が必ずしも十分ではないからでしょうか、 養成講座を修了した方でも、 「初級の文型導入をどうやったらいいのか、 よくわからない。」 という方が多いようです。 特に、 ・授受表現 ・のだ文 ・受け身 ・条件表現 ・「てある」「ておく」 ・謙譲語、尊敬語 等は、苦手意識を持っている方が多いようですね。 ですが、初級の文型導入は、導入する文型で 授業が全く変わるということはありません。 どんな文型導入でも、まさに「型」というべき 共通の授業手順があるのです。 そのうえで、文型固有の授業アレンジ(=工夫)を⇒ 続きを読む | Share it now!
2017年6月~2017年12月を振り返ってみる。-時事問題対策(4)
さて、「振り返ってみる」シリーズ。 第4回の今日は、 「2017年6月~2017年12月を振り返る。」 では、早速見てみましょう。 (なお、月内の順番は順不同です。リンク切れ記事はご容赦 ください。) 2017年 6月 ・東京23区大学の定員抑制、留学生は対象外 政府方針 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO17640780T10C17A6EE8000/ 都内はますます外国人留学生が多くなるということですね。 ・外国人による家⇒ 続きを読む | Share it now!
「かばかり」と思って、志半ばで道を引き返すことの愚。
徒然草 第52段に仁和寺での話が出てきます。 以下、原文。 ============================ 仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心 うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞひとり、徒歩より詣で けり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけ り。 さて、かたへの人にあひて、「年比思ひつること、果し侍りぬ。 聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごと に山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参 るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」と⇒ 続きを読む | Share it now!
「に限らず」と「だけでなく」はどう違うか(その2)。
前回、「に限らず」と「だけでなく」の 違いを探るべく、 「に限らず」にしか使えない例文と「だけでなく」 にしか使えない例文をそれぞれ10個ずつあげてみる。 という宿題を出しましたが、やってみましたか? 両表現の違いを見るためには、 「に限らず」も「だけでなく」も接続表現ですので、 「Aに限らずB」「AだけでなくB」として、 AとBの間にどのような関係差があるかを 見ていけばいいわけです。 いくつか例を挙げてみましょう。 まず、「に限らず」 ・このサッカーチームは、彼(○に限らず ×だけでなく) 全員ブラ⇒ 続きを読む | Share it now!
セミナー動画のダウンロード・ストリーミング版のサンプルをアップしました。
前回 【篠研の「圧巻!日本語教育能力検定試験 「言語一般」徹底解説セミナー」 (全収録時間約730分(12時間10分)DVD8枚分)】 http://www.kanjifumi.jp/gengoippan_doga/ (↑ URLをちょっとだけ変更しました。) のご案内をしたところ、以下のようなお問い合わせを 頂戴いたしました。 おそらく、同じような疑問を持たれている方も少なく ないと思われますので、誌上にてお応えしますね。 お問い合わせいただいたK.A様、ありがとう ございま⇒ 続きを読む | Share it now!